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2007.08.03(Fri)
第6回 湖東・湖北


長浜の巻


JR彦根 12:35
  ↓東海道線
  ↓
  米原 12:41
  ↓  13:03
  ↓北陸本線
  長浜 13:13 (230円、13.7km)


次は秀吉の城下町である長浜。
ここも彦根と同様に徒歩圏内でたいていのスポットが回れる。
まずは駅西側の豊公園にある長浜城。
城内は歴史博物館になっている。(大人400円)
ここでは長浜や湖北の歴史や織田・豊臣・浅井氏らとの
地域の関わりについて学べる。


↓長浜城
RIMG0099.jpg


長浜城歴史博物館
長浜観光協会


次は線路を越えた反対側(駅東側)の豊国神社へ。
読んで字のごとし、秀吉を祭る。
そこから少し歩くとガラス工芸品などの土産物屋が
立ち並ぶ黒壁スクエアという一帯へ。
その中のという旧家を見学(大人200円)。
プチブームの北大路魯山人が食客として過ごした旧家だ。
明治の建築の中はとても心が落ち着いた。


↓豊国神社
RIMG0103.jpg

↓北国街道安藤家
RIMG0107.jpg


豊国神社(滋賀県観光情報より)
黒壁スクエア
北国街道安藤家(長浜観光協会より)


次は再び駅西側へ移動して長浜鉄道スクエア(大人300円)。
私は鉄ちゃんではないけどここは好きな人にはたまらないと
想像できる。
明治時代の鉄道黎明期を記録した資料が豊富だ。
建物は旧長浜駅舎だそう。


↓長浜鉄道スクエア
RIMG0108.jpg


長浜鉄道スクエア(長浜観光協会より)




2007.08.03(Fri)
第6回 湖東・湖北


竹生島の巻


皆さんは竹生島をご存知かしら?
琵琶湖に浮かぶ無人島だ。
性格には西国三十三番観音霊場の30番札所である
竹生島宝厳寺と都久夫須麻神社、それと売店がある。
ここが非常に冷厳あらたかな伝説の島として崇められており
信仰心のあつい人々の来島が途絶えることがないという。


長浜港から琵琶湖汽船のフェリーで30分。
往復で2980円なので高いと思うかどうかは微妙。
最終便の行きは15:15発で帰りは17:00発で島を
出ないといけないので75分間だけの上陸。
しかしお寺と神社と売店以外に寄り道のしようもない
小さな島なので普通は1時間あれば充分かと思う。
同じ船には20人ほどの乗客があった。
一人者、ファミリー、老夫婦。
老若男女関係なさそうだ。
意外と人気があるようでビックリした。
↓琵琶湖汽船フェリー
RIMG0115.jpg

↓島の港
RIMG0114.jpg


まずは入島料として400円を払う。
入島料なんていかにも秘境な感じでいいね。
まずは宝厳寺へ。
階段がきつい。
宝物殿では仏教美術がわからない私でも圧倒されるような
迫力の掛け軸などが展示されていた。
↓宝厳寺
RIMG0118.jpg


そして都久夫須麻神社へ。
ここは拝所から鳥居に向かって瓦(500円)を投げると
ご利益があるという面白い風習がある。
私もやりたかったけど、既に営業終了だったようだ。
↓都久夫須麻神社
RIMG0124.jpg

↓鳥居にはかわらが一杯(かわらで地面が埋まってます)
RIMG0125.jpg


乗船時間までは土産物屋を。
店のオバサンがものすごい気さくで客にお茶やお菓子を
配ったり感じがよかった。
アユの醤油漬け(500円)を購入。
空を見上げると鳥が数え切れないほど飛んでいる。
どうやら島北側の糞尿被害は島の自然を破壊するほど
深刻なもので嘉田知事の案内で安倍総理も視察に
訪れたほどだ。
確かに怖いくらい尋常じゃない鳥の群れだった。
17時に島をサヨナラして17:30に長浜港着。


宝厳島
竹生島クルーズ(琵琶湖汽船)
都久夫須麻神社(竹生島神社)


腹ごしらえのために長浜駅東側の駅前通りを東へ2分。
観光案内パンフレットに出ていた「鳥喜多」という食堂へ。
親子丼(580円)をいただく。
鶏肉がものすごく柔らかくておいしかった。
他のお客も観光客ばかりだったので有名店なのだろう。
良心的な値段で店員さんの愛想も良かったので大満足。


鳥喜多(ぐるなびより)
敦賀の巻


長浜 18:13
 ↓北陸本線
 ↓(650円、38.2km)
敦賀 18:49


新快速が敦賀まで延びて京阪神から近くなった敦賀。
とりあえず気比神宮を目指したがやっぱり時間的に
閉門された後だったので外から写真だけ。
(でもピンボケしまくりなのでUpはしまへん)


この町の駅前商店街は閉店が早いのか、
そもそも廃業してしまったのか見事にシャッター通りに
なってしまっている。
新快速が止まる駅の19時ならもっと活気が欲しい。
それにしても滋賀や福井の駅前はどこでも平和堂だけが
開いていて個人商店は閉まっているというお決まりの
パターンがあるようだ。


敦賀 19:52
 ↓北陸本線
 ↓
長浜 20:33
 ↓ 20:42
 ↓東海道線
大阪 22:20(20分くらい遅れて40分頃着)
2210円、136.9km


今回も予定を詰め込みすぎた感があって疲れた。
収穫は話題の彦根城を見れたことと神秘の竹生島に
上陸できたことだ。
特に竹生島はなぜ湖の中に島があるのかという
地理的な好奇心と、信仰の対象となるに至る
歴史的な好奇心と様々な要素を含んでいる。
琵琶湖には他にも島があるのでいつかは
全て訪れてみたいものだ。


各停運賃換算:4980円
鉄道移動距離:293.3km








2007.05.20(Sun)
第5回 舞鶴の巻


H19.4.10(火)


(往路)
JR大阪  9:24
  ↓福知山線(宝塚線)
  ↓66.1km
 篠山口 10:29
  ↓   10:34 
  ↓48.1km
 福知山 11:33
  ↓舞鶴線(小浜線)12:40
  ↓38.7km
 東舞鶴   普通運賃:2520円 距離:152.9km


2007年春の18きっぷ最終日の
4月10日に舞鶴へ行きました。
東京旅行のために2回券を金券ショップで
買ったためにおもいがけず出かけることに
なりました。
日本海側に行ったことがあまりないので
歴史の町・舞鶴にしたわけです。


朝寝すぎて遅めの出発です。
案の定舞鶴線の本数が少なくて
福知山で一時間の足止めです。
昼食を済ませてお昼過ぎにやっと
舞鶴線に乗れました。


舞鶴には西舞鶴駅と東舞鶴駅があります。
簡単に言うと西は城と寺の町、
東は海上自衛隊の町です。
東舞鶴駅からまず行ったのが舞鶴引揚記念館。 
舞鶴港は戦後旧ソ連や中国から引き揚げてきた
人々を13年間にわたって受け入れていた
港です。
アクセスは京都交通バスに乗れば良いのですが
これが悲しいほど本数が少ないのです。
私が着いた昼過ぎなど2時間くらい
待たなければ次が来ないという状況でした。
タクシーで行っても20分くらいで
着くと思うのですが、歩き好きの私は
歩いてみることにしました。
しかしこれが1時間の緩やかな登りでして
けっこうしんどいです。
港沿いに歩いて海上自衛隊舞鶴地方隊(教育隊)を横目に
ひたすら歩くわけですが基地を過ぎると
退屈な道が続くので歩き好きでない方には
お勧めできません。


やっと到着。
やっぱり訪れている方はお年寄りが
多いですね。
平均年齢70歳以上でしょうか。
当時の服や食器や手紙などが
展示されているのですが、
私達はあまりにも引揚者のことを
知らなさすぎると思いました。
戦争は昭和20年8月15日に
終結したとなっているわけですが
そのまま海外に残された日本人が
660万人もいたそうです。
この数字はビックリですね。
シベリアで強制労働を強いられた
方々なんて戦争が終わったという
認識を帰国するまで持てなかった
でしょう。


こういうことってなぜ歴史の授業で
まともに取り上げないのでしょう。
ポツダム受諾後のソ連侵攻もそうですが
8月15日を境にピタリと全てが
平和に流れたかのような教え方を
教育の場ではするわけですが
甚だ疑問を感じるわけです。


帰りのバスの時間を見にバス停に
行くと、またかなり待たされることが
判明しました。
しかし老夫婦に呼び止められて
どうやら京都交通でない別のバスが
もうすぐ来るというのです。
半信半疑で待っていると来ました。
西大浦バスというのが京都交通の
ダイヤの間を走っているようです。
もう少し引揚記念公園をブラブラしたかったのですが
とりあえず東舞鶴へ戻ります。


東舞鶴 16:40
 ↓舞鶴線(小浜線)
 ↓200円(6.9km)
西舞鶴 16:48


ここから一駅、福知山方向へ戻って
西舞鶴駅に行きます。
西舞鶴駅からは北近畿タンゴ鉄道(以下KTR)が
走っています。
元々の国鉄路線を第3セクターが
運営している路線で、
舞鶴と豊岡を結ぶ宮津線と
福知山と宮津を結ぶ宮福線からなっています。
ここが18きっぷと連携をしていて
18きっぷを提示すれば発効日当日限り有効の
「KTRフリーきっぷ」を500円で
購入できます。
KTRの一日乗り放題券です。
日本海を眺めながらの乗り放題が
500円とは破格です。
私のように夕方に購入する人は
珍しいかもしれませんが。
18きっぷファミリーですね。
こういうのが他にも何種類か
あるようです。
乗り換え待ちの間に駅から徒歩5分の
田辺城跡を見てきました。


KTR西舞鶴 17:33
  ↓宮津線
  ↓620円(29.1km)
   天橋立 18:18


行ってきました初・天橋立。
着いたのが18時過ぎで
レンタサイクルは閉まってるし
帰宅途中の自転車の学生くらいしか
人がいません。
通学路が天橋立だなんて素敵ですね。
薄暗くなってきておそらく
スタートから3分の1くらいしか
歩けませんでした。
なにしろ帰りの時間を考えると
90分しか滞在できないので
途中で引き返したわけです。
ひたすら立派な松と砂浜が続いて
いました。
ゴミとかが全く落ちていないのが
良いですね。
今度来るときはゆっくり見て回って
最後まで行ってみたいです。
天橋立駅構内に知恵の湯という
温泉があって足湯だけ無料で
入れるので帰りの電車が来るまで
ボケーと浸かってホッコリしました。


(復路)
KTR天橋立 19:42
  ↓宮福線
  ↓750円(34.8km)
   福知山 20:42
   ・
   ・
JR福知山 21:20
  ↓福知山線
  ↓1890円(114.2km)
  大阪  23:35


舞鶴観光協会
天橋立観光協会


普通運賃合計:4610円(KTR含まず)
移動距離:266.3円(KTR含まず)


※今回もデジカメデータを消してしまったために
写真がございません。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。



2007.05.16(Wed)
第4回 東京の巻(後編)


4月7日(土)


大垣 23:01
 ↓ムーンライトながら92号
 ↓普通運賃6620円(410km)
東京 5:20


4月8日(日)


東京に到着後、まずは靖国神社へ。
今回はこれといった目的地を
決めずにブラブラ歩きながら
探すことにしました。


東京
 ↓中央線
 ↓290円(4.5km)
市ヶ谷


市ヶ谷駅から徒歩10分。
3年ぶり2度目の靖国神社です。
遺族会が複数来ていた時間帯の
ようで賑わっています。
それにしても桜が綺麗。


お参りを済ませて遊就館へ。
前回は映画を見なかったので
今回は「戦艦大和」「私たちは忘れない」
鑑賞しました。
「戦艦大和」は面白いです。
時代的に戦中を経験した
人ばかりで作られた映画なので
誇張された感じがなくて
リアリティを感じます。


「私たちは忘れない」は
明治維新?日清・日露戦争?
大東亜戦争?戦後の歩みの
概観とそれに靖国神社がどのように
関わってきたかを紹介する
広報映画です。
大変わかりやすくて興味深いのですが
見る人によっては嫌悪されるかも
しれません。


遊就館は相変わらず綺麗で
説明書きもわかりやすくて良い感じです。
色々と批判されることもありますが
自国の戦史資料館は過去の歩みを
今日の人々に伝えるために存在して
いるわけで当然誇らしい内容で
あって然るべきです。
まさか我々の先祖は他国の人々を
蹂躙した大悪人です、などと
展示する資料館など世界中探しても
ないでしょう。
それによくできた展示で
特段偏っているようにも見えません。
むしろあれらを見ると反戦への
誓いを新たにできるのが普通の
日本人の感覚ではないでしょうか。
批判する人達は思考停止から早く
目を覚まして素直に展示を
見てもらいたいものです。


靖国神社から南へ10分ほど歩くと
千鳥ヶ淵戦没者墓苑があります。
ここは無名戦死者を祀った
無宗教施設です。
お花見で賑わう千鳥ヶ淵の角に
こんな静かな場所があるなんて
東京は不思議なところだと
思います。
こちらも遺族会が来ていて
賑わっていました。
私が3年前に来た時は
靖国神社も千鳥ヶ淵も人は
少なかったものですが、
世間の注目度は高まってきたという
ことでしょうか。


市ヶ谷
 ↓中央線
 ↓130円(2.1km)
信濃町


つづいては乃木神社です。
おそらく最寄り駅は地下鉄の
乃木坂だと思いますが、
今回はJRしか利用しないという
硬い決意の旅なので信濃町から
20分ほど歩いて行きました。
乃木将軍が自決した自邸が
そのまま残っているのですね。
いや?素晴らしい。
戦火を逃れて残っているなんて。
神社には無料の小さな資料館も
ありました。


乃木神社から徒歩10分で
話題の東京ミッドタウン
「和」のコンセプトは素晴らしくて
とっても落ち着きます。
21_21DESIGN SITEも外観だけですが
オシャレな建物でした。
なにより公園が癒されます。
場所はいかにも都心という込み入った
所なのになぜか浮いていません。
ちょっと不思議です。
「和」や公園が町にしっくり馴染んでいるのです。
こういう何でもあり感が東京の
面白さかなと思います。
関西にはここまでコンセプチュアルな
複合施設はありません。


ここからさらに徒歩5分で
六本木ヒルズです。
初・ヒルズ。
私は勘違いしていたのですが、
ヒルズは1つのビルの名前ではなくて
様々な建物の総称だったのですね。
そんなことすら知らない田舎者です。
私はヒルズ族には憧れませんが、
こういう場所で働きたいとかいう
人の気持ちが少しわかった気がします。
この場所の磁場はすごく強いです。
人を集める何かがあります。
オシャレでカッコイイ人種の集合体のような
一角のエネルギーはすごいと感じました。
こういう力を持った施設は関西にはないですね。


ヒルズの近くにはJRがないので
地図で見る限り一番近そうな
渋谷まで歩くことに。
これが遠いのなんの。
迷いまくって1時間近く歩きました。
この日は都知事選でした。
冷やかしに新橋の石原選挙事務所へ。


渋谷
 ↓山手線
 ↓160円(6.3km)
新橋


適当に歩くと石原事務所を発見。
すごいマスコミの数。
見たところ本人さんはいなさそう
だったので終了。
疲れてきたので東京駅へ戻ります。


新橋
 ↓山手線
 ↓130円(1.9km)
東京


東京駅構内のサウナが閉店したらしく
そろそろお風呂に入りたいところだったけど
探すのもしんどいのでガマンすることに
しました。
夕食は八重洲地下街のアルプスという
食券制の東京にしてはえらい安い
カレー屋で餃子カレーを食べました。
値段の割にはすごくおいしかったです。
あとは待ち合わせ所で適当に時間を
つぶして帰路へ。


東京 23:26
 ↓ムーンライトながら91号
 ↓普通運賃6620円(410km)
大垣 5:55


4月9日(月)


大垣 6:00
 ↓
 ↓
米原 6:34
 ↓ 6:40
 ↓
大阪 8:09 2520円(110.5km)


4月7日?9日のJR利用
・普通運賃換算:19410円
・移動距離:1191,1km


今回はデジカメのデータを
消してしまうという大失敗を
やらかしたため写真がありません。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。


2007.05.14(Mon)
第4回 東京の巻(前編)


呉旅行の翌日に早くも東京旅行です。
正直クタクタで疲れが抜けていません。
しかも出発前に重大な勘違いが発覚。
既に伊勢と呉で3回分のハンコがきっぷには
押されてあります。
今回は土曜出発、日曜に滞在、月曜朝に帰宅という旅程。
東京には「ムーンライトながら」という
夜行列車での移動になります。
つまり3日分残っている18きっぷがないと
かなり高額の自腹を払わなければならないことに。
なぜそんなことに気づいていなかったのか
自分でも不思議な勘違いです。


まずは大阪・梅田の大阪駅前第1?4ビルの地下で
1回券を探すことに。
ここは何十軒という金券ショップがひしめき合う
関西では有名なところです。
しかしさすがに春の18きっぷ期間も残り
数日という時期なので全く売ってません。
かろうじて2店舗だけ2回券が残っている
店がありましした。
しかし2回券で5000円とは。
割高だけど背に腹は変えられないので
観念して買いました。


4月7日(土)
JR大阪
  ↓1890円
  ↓(110.5km)
  米原


夕方に大阪を出て米原で途中下車。
今日は大垣に23:01までに
着けばいいので早く出発しすぎた感もありました。
駅前の平和堂のマクドナルドで夕食。


 米原
  ↓820円
  ↓(49.6km)
 岐阜


まだまだ時間があったので岐阜へ。
何気に初・岐阜です。
また今度明るい時間帯に来たいです。


 岐阜
  ↓230円
  ↓(13.7km)
 大垣


岐阜からもムーンライトながらには
乗れるのですが、折角なので出発駅の
大垣に戻ってみました。
22時過ぎからはいかにも夜行待ちと
思われる旅人達で駅構内はワイワイと
賑わっていました。
そして23:01発東京行き
「ムーンライトながら92号」に
乗り込んだのであります。
以下で夜行列車の利用に関して
簡単にまとめておきます。
私は鉄道情報に詳しい人ではないので
もしかすると内容に誤りがあるかも
しれません。
誤記があればご指摘下さい。


18きっぷで夜行列車
あまり知られていませんが18きっぷには
指定席券を購入したら乗れる快速・急行が
色々とあります。
その中で人気があるのが夜行列車です。
私のような関西地方からだと
ムーンライトながら、九州、高知、松山が
あります。
新宿?白馬間のムーンライト信州というのも
あります。
18きっぷが単なる鈍行オンリーではないのは
意外と知られていないかもしれません。


夜行列車乗車に必要なもの
もちろん18きっぷを持っているだけで
夜行列車の乗れるほど甘くありません。
しかしとっても簡単です。
510円の指定席券を事前に
購入しておくだけです。
18きっぷの有効期間は繁忙期なので
510円で普段は310円です。


用意するものは
・乗車券(日付変更駅までで1日分、
そこから先でもう1日分必要)

・指定席券(当日券はほぼない)
18きっぷのみで出かける人は
乗車券=18きっぷです。


要確認!18きっぷの日付とは?
私のように日付の数え方を
間違ってしまうと往路で18きっぷを
使いきってしまい帰路は鈍行運賃を
自腹ということも有りうる話です。
そこで確認すべきことは18きっぷでいう
日付とは何ぞや?という基礎的な話です。
これがわかれば夜行の旅の旅程も
組みやすくなります。


大原則は、
18きっぷは原則深夜0時まで有効、
列車に乗っている間に日付が変わる場合、
日付が変わった後の最初の停車駅まで有効

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
日付変更駅までで1日分、
そこから先でもう1日分必要で、
基本的には2日分必要。

私の場合は土曜23:01に大垣を出発、
車中泊をして日曜は東京滞在、
23:26に東京を出発して
月曜朝に帰宅しました。
往路で土曜、日曜の2回、
復路は日曜のハンコは既にあるので
月曜のハンコを貰う、ということに
なりました。
これで3回分必要というわけですね。


もう一つ指定席券を買う際の注意事項が
あります。
土曜23:01発の電車の指定席券の
日付は土曜か日曜かどちらかという
問題です。
答えは次の例をごらんください。


?土曜日:大垣23:01→東京5:20
?日曜日:刈谷0:04→東京5:20
上の?と?はイコールでしょうか?
答えはイエスです。
同じ列車を意味します。
乗車駅の時間で決まるわけです。
つまり時刻表で乗車駅の乗車時間を
確認して購入する必要があります。
間違えて翌日の指定席券を購入することの
ないように注意してください。
ちなみに上記の日付は土曜か日曜かどちら?
というのは土曜が正しいわけです。


指定席券を購入しよう
さて日付のあれこれを押さえたところで
ついに指定席券を買います。
JR西日本の場合はみどりの窓口で
購入します。
大きめの駅では券売機横にみどりの窓口の
券売機ver.がありますがそこでは
取り扱っていないようです。
ムーンライトながらについては
JR CYBER STATIONで空席確認ができます。
他のムーンライトは出てきません。


そしてこの18きっぷ期間の夜行ですが
とにかく発売即日売り切れが普通の
ようでなかなか券が取れません。
特にムーンライトながらは通常便と
臨時便を合わせても空席があまり
出ません。
これはキャンセルが出るまでこまめに
みどりの窓口に通うしか方法がないようです。


このプレミアチケット化が転売目的の
輩を生んでしまってますます取りづらいという
状況が生まれているようです。
特に東京でコミケの行われる前日から当日に
かけてのムーンライトながらはかなり
厳しいそうです。


また購入区間についてですが、
これは実際の乗車区間にしておいて下さい。
確かに大は小を兼ねるで出発駅から
終着駅まで購入すれば間違いは
ないのですが。
そのせいで途中乗車する方のための
枠を防ぐことにもなるので
できるだけ乗車区間だけを
買うようにしましょう。


いよいよ乗車!
さて18きっぷと往復の指定席券が
手元に揃いました。
ここでは私が利用したムーンライトながらを
紹介していきます。


ながらは大垣?東京間を走る夜行列車です。
実は毎日1本走っています。
さらに18きっぷ期間の特に繁忙日に
限って臨時便である91号(下り)
92号(上り)が走ります。
通常便の上り、91号、92号は
全車指定席。
通常便の上りのみ豊橋?大垣間が
自由席になります。


さすがに快適さを求めるのは
無理がありますが、しかし
寝るだけなら充分の環境です。
座席はリクライニング付き、
お尻もあまり痛くなりませんでした。
私が利用した91、92号では
減光がされなかったので
明るいのが苦手な方はアイマスクが
あった方が良いでしょう。
若干寒い感じがしたので羽織れる
ものがあるといいかと思われます。
トイレは車両間にあります。
各駅の停車時間は基本的には
在来線のように乗降が完了すれば
出発するので乗り降りはお勧め
できません。
途中で1度か2度ほど20分くらい
停車する駅がありました。


乗っているとどうも怪しい行動を
取る人がいることに気づきます。
デッキに立ちっぱなしだったり
空席から空席へ移動する人など。
これは不正乗車の人です。
おそらくは指定席券が取れない人が
多いのでしょう。
無賃乗車やキセルと何ら変わりません。
乗務員の対応としては発見時に
降車させるということですが
実際は難しいでしょう。
情けない連中が多いようです。


さて何となく18きっぷを利用した
夜行列車の概要がまとまってきました。
最新情報は確認してください。
18きっぷに詳しいサイトを挙げておきます。
よっしーの18きっぷガイド
18きっぷさかなのホームページ
青春18きっぷで行こう 夜行列車の旅


後編でようやく東京滞在編を書きます。
最後に2007年春のムーンライトながらの
ダイヤを示しておきます。
もちろん過去のダイヤなので参考に
とどめておいて下さい。


ムーンライトながら91号
東京(10番線)23:26→
品川23:35→横浜23:57→
小田原0:55(日付変更駅)→
熱海1:14→三島1:25→
沼津1:31→富士1:44→
静岡2:36→浜松3:38→
豊橋4:15→名古屋5:19、
5:22→尾張一宮5:34→
岐阜5:44→穂積5:49→
大垣5:55
(3月21?25、30?4月1
4月6?8、日によって時刻変更あり)


ムーンライトながら92号
大垣23:01→穂積23:07→
岐阜23:12→尾張一宮23:21→
名古屋23:37、23:43→
金山23:47→大府23:59→
刈谷0:04(日付変更駅)→
安城0:11→岡崎0:18→
蒲群0:30→豊橋0:42→
浜松1:10→静岡2:47→
沼津3:27→熱海3:44→
小田原4:02→横浜4:54→
品川5:12→東京(8番線)5:20
(3月22?26、31?4月2
4月7?9)


ムーンライトながら(下り)
東京(10番線)23:10→
・・・省略・・・
豊橋?大垣間は自由席
→大垣6:55


ムーンライトながら(上り)
大垣23:19→
・・・省略・・・
東京(7番線)5:05


大垣?東京 6620円(410km)


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。


2007.05.08(Tue)
第3回 呉と大久野島の巻(後編)


2007年4月6日(金)


JR呉    6:51
  ↓      ↓49.8km(820円)  
  ↓(呉線) ↓
  忠海   8:06


呉駅前のスーパー温泉大和温泉物語
レストルームで起床でございます。
ノドが痛い?
今日の目的地は大久野島という無人島です。
大久野島?
聞いたことがない人がほとんどでしょう。
広島県竹原市忠海町大久野島。
無人島なので番地はないのでしょうね。


まぁ簡単に言うと戦前この島で
日本軍は毒ガスを製造していました。
正式には「東京第二陸軍造兵廠忠海製造所」
元々は有人島であった大久野島に
昭和4年設置され、戦後米軍によって破壊され
施設や毒ガスは徹底廃棄されました。
防毒マスクや手袋など完全防護のスタイルでも
ガスにやられて皮膚炎や呼吸器疾患になる人が
相次ぎました。
また戦中は日本地図から大久野島は消され
戦後もしばらくは消されたままだったそうです。
化学戦の実態は未だに完全に明るみになった
わけではありませんが、日本軍の毒ガス製造の
事実は昭和59年まで全く国民の知るところでは
ありませんでした。
現在では休暇村がありテニスやキャンプなどの
レジャーや釣りを楽しめる保養地となったので
あります。


どうでしょうかこの歴史は。
私も日本が化学戦を行ったことは以前から
知っていましたが、まさかその兵器の
製造現場の残骸が残っている無人島が
あるなんて知りませんでした。
無人島とは定住人口がいないということで
休暇村のスタッフの方はいますけどね。
ちょっとした昭和史ブームですが
大久野島が紹介されている書籍はあまり
ないと思います。
戦争遺跡として価値は高いと思われるので
見学したいと思ったわけです。


呉線で呉から忠海まで75分ほど。
車窓の瀬戸内海の風景はなかなか素晴らしいです。
忠海駅から忠海港までは徒歩7分。
無人駅です。
港までは小さな看板が一つでているくらいで
ちょっと人影もなく寂しい感じです。
切符売り場で片道210円の券を購入。
島へは休暇村客船または大三島フェリー
利用します。
自動車も積めるのですが、大久野島は
全島自動車走行禁止なので着いたら
駐車場に止めることになります。
現在は忠海発が一日16便。
大久野島発が15便と意外と船の
本数は多いです。
私は行きは大三島フェリー、
帰りは休暇村客船でした。
片道で12分。
大三島フェリーは大久野島に着いた後は
すぐ南にある大三島盛港(愛媛県今治市)へ行きます。
大三島はしまなみ海道ですね。
ちなみに三原からも大久野島へ行けて
山陽商船の高速船が一日4便で
片道25分だそうです。
RIMG0022.jpg


8:30発の便に乗船。
島へ着くと休暇村の送迎バスが待っていました。
別に休暇村に用事はないのですが乗ってみました。
5分ほど走って休暇村に到着。
休暇村のロビーには意外と宿泊者が
たくさんいました。
観光地としては知られるようになって
きているのでしょうか。
まず島に着いて印象的なのは
野ウサギがめちゃくちゃ多いです。
人慣れしてます。
これがめちゃかわいい!!
これも悲しい歴史ですが、
ウサギは臭気の確認用に飼われたもので
その生き残りの子孫達なわけです。
学校で飼ってるような白くて赤お目目の
ウサギとは種類が違ってもうちょっと
大型でたくましいウサギさんです。
休暇村でエサも売ってました。
RIMG0080.jpg

RIMG0029.jpg

RIMG0052.jpg


さて島内一周ハイキングは2時間ほどで
回れるでしょうか。
スポットとしては神社、貯蔵庫跡、
中部砲台跡、発電所跡、南部砲台跡などが
残っています。
これが非常にリアルです。
ちょっと恐ろしい気分にもなります。
基本的に立ち入り禁止柵があるので
それ以上は危険なので立ち入らない方が
よいでしょう。
途中でレンタサイクルの老夫婦と一度
すれ違った他は誰とも会いませんでした。
RIMG0025.jpg

RIMG0032.jpg

RIMG0049.jpg

RIMG0062.jpg


毒ガス資料館に入ってみました。
こういう形で残していこうという取り組みは
とても大切だと思いました。
展示の量はさほどでもありませんが、
防護服の展示なんて生々しい限りです。
映像コーナーでは島の歴史や
世界の化学兵器がもたらした恐怖、
関係者のインタビューなどの
映像が見れますので勉強になります。
中国には不発弾が大量に残っているのに
日本政府は調査に本腰を入れていないとの
ことで何とかならないものかと素直に
感じました。
RIMG0082.jpg


こういう戦争遺跡が船で12分の距離に
あることは貴重です。
変な観光地化はせずに自然を残したまま
ひっそりとした保養地として活用して
もらいたいものです。
海は沖縄かよってくらいに真っ青の
透き通った海で素敵ですよ。
前日の大和ミュージアムのように
ある意味では至れり尽くせりの
資料館も楽しいは楽しいのですが、
実地で自分の足で歩いてわかることも
あるなと感じました。
なんというか非常に重たいものを
心に打ち込まれた気がします。
これまでもたくさんの史跡や名所を
巡ってはきたのですが、他とは
違った経験になりました。
地図から消された島。
教科書には載らない島。
日本国民のほとんどが今でも
知らないという暗黒の歴史。
後世に伝えなければならない
歴史です。
RIMG0040.jpg

RIMG0060.jpg


大久野島から平和と環境を考える会
毒ガス島歴史研究所
竹原市


帰りのキップは休暇村か桟橋横の
待合所で買います。
ちなみに島内にトイレは各所にあって
身障者用トイレも数箇所見かけました。
12:50分発の休暇村客船に乗船。


JR忠海     13:24
  ↓         ↓17.2km(320円) 
  ↓(呉線)    ↓
  三原     13:46


昼食を取っていなかったので三原で
途中下車。
知らなかったのですが三原は新幹線が
止まる駅なのですね。
期待して降りたのですが、あまり
何もありませんでした。
駅の南東徒歩5分くらいのジャスコで
ラーメンを食べて帰路につきました。


JR三原      14:30
  ↓         ↓89.9km
  ↓(山陽本線)  ↓
  岡山      16:02
  ↓        16:15 
  ↓         ↓67.9km
  相生      17:20
  ↓        17:21
  ↓         ↓100.9km
  大阪      18:37   普通料金:4320円


2日間の鉄道移動距離:689.8km
     普通料金:11240円


とにかく戦争に学んだ2日間でした。
片道6時間は疲れますがそれ以上に
実りの多い旅になりました。
てつのくじら館の開館日に行けたし、
話題の大和ミュージアムに行けたし、
大久野島なんて周りで誰も行った人は
いないと思うのでレアですし。
特に大久野島は大お勧めです。
決して楽しい観光地ではありませんが
一度行ってみるべきです。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。



2007.05.07(Mon)
第3回 呉と大久野島の巻(前編)


2007年4月5日(木)往路
JR大阪  5:59
 ↓(山陽本線)↓
 ↓      ↓87.9km
 姫路   7:29
 ↓     7:33
 ↓      ↓88.6km
 岡山   8:57
 ↓     9:11
 ↓      ↓161.3km
 広島   11:56
 ↓(呉線)11:58
 ↓      ↓26.4km
 呉     12:33


乗車時間:約6時間30分
鉄道距離:364.2km
普通料金:5780円


2007年春の18きっぷは一日あたり1600円の
有り得ない出血大サービス。
そこで広島へ行ってみようとなりました。
小学校の修学旅行で平和記念公園には行ったのですが
何分よく覚えていないので改めて行ってみようと。
そんな調子で広島のガイド本を立ち読みしていると
呉には昨今話題の大和ミュージアムがあるではありませんか。
これは広島市内の散策より面白そうだってことで
呉に行くことにしました。


やっぱり鈍行で6時間30分はくたびれました。
地図で見れば岡山と広島は隣同士だから
そんなに遠くはないだろうと高をくくっておった
わけですがとんでもない。
時期的に桜が満開だったので車窓の風景は
なかなか楽しめましたが。
呉線には三原から乗り換えれば良いのだけど
ダイヤを調べると早く呉に着くには
広島に出た方が良いようなので広島経由で。


さて正午過ぎにJR呉駅に到着。
まずは駅構内1Fの立ち食いそば屋で腹ごしらえ。
キムチそばなる有りそうで無さそうなネーミングの
そばを食す。
そばに白菜キムチが2枚浮いているだけでしたが。
呉駅から徒歩5分圏に てつのくじら館
大和ミュージアムボートピア呉
くれ観光情報プラザ海自呉教育隊
商業施設はそごう呉店レクレ
ゆめタウン呉などが集まっています。


まずはてつのくじら館へ。
丁度この日がオープン日。
呉駅周辺には親切な案内看板がたくさん
出ているので道に迷うことはないはず。
駅前のショッピングモールの中を抜けて
大和ミュージアム方面までは屋根付き専用通路が
あるので雨の日でも楽々行けます。
入館無料ですが入館には整理券が必要という
ことだったのでひょっとしたら昼から行っても
無理かなーと思って行ったのですが、
整理券は形式的なもので待ち時間もなく
すんなり入館できました。
RIMG0002.jpg


このてつのくじら館は海上自衛隊の広報施設と
言えばよいのでしょうか。
海上自衛隊の歴史や掃海に出ている潜水艦の
模型や海上生活のあれこれが
わかりやすく展示されています。
そして呉の新名所となっているのが
建物正面に展示されている退役潜水艦「あきしお」
2004年3月まで現役で活躍した潜水艦が
陸揚げされて展示されています。
とりあえずデカイ!!
そしてなんとてつのくじら館では「あきしお」の
中に入ることができます。
本物の潜水艦の中を見学できるなんてそうそう
ありませんよね。
見学して思ったのは内部は意外と狭くて
大男が集団生活をするのはなかなか大変では
ないだろうかというのと
計器類のスイッチとかの数がすごくて
これを覚えるのは大変だなーという
こちらも素人丸出しの感想ですが。
いわゆるミリタリーマニアの方などは
興奮することうけあいの資料館です。
もちろん家族で行っても充分楽しめますよ。
館内は海自OBのじいちゃん達が親切に
ガイドをしてくれているので事前知識なしで
余裕で楽しめます。
RIMG0011.jpg

   
次に道路一本はさんで向かいの大和ミュージアムへ。
2005年4月にオープンして以来
歴史資料館としては異例とも言える
大成功を収めた話題のスポットです。
何がウケているのかを館内を回りながら
考えたのですが、視覚的に訴えかけてくる
展示手法がわかりやすいのだと思います。
私も日本史が好きといいながら大和に関する
詳しい経緯など知らなかったのですが
非常に勉強になりました。
まずは入館して直ぐ戦艦大和の10分の1模型が
お出迎えです。
ここでみなさんパチパチ写真撮ってます。
中の展示で大和がいかに当時の最新技術の
精を集めた戦艦だったかを学習できるので
帰り際にもう一度ゆっくり模型を見てみると
理解が深まっていいかと思います。
また人間魚雷「回天」やゼロ戦の展示が
あるので生々しい戦争の一面も知ることが
できます。
RIMG0015.jpg


ボランティアガイドの方の無料案内ツアーに
まざって聞いていました。
要点を押さえたガイドでためになります。
特に乗組員の人間模様や遺書にまつわる
話に胸を打たれました。
全体に感じたのは日本史に対して
興味がない人でも理解が進んで
楽しめる工夫がされているということです。
少なくとも特定のイデオロギーに
支配されたような資料館ではないので
客観的に太平洋戦争という悲惨な時代を
一艇の戦艦の短い歴史から切り取って
みせるという試みは成功したと言えるでしょう。
日本人なら一度は行ってごらんって感じです。


続いて東の方角へ。
海上自衛隊呉教育隊(旧呉海兵団)を横目に見ながら
呉市入船山記念館に到着です。
呉駅からは徒歩13分。
入船山は旧海軍の敷地だった所を戦後公園に
した市民の憩いの場です。
その中に記念館と美術館があります。
あいにく美術館は休館日でした。
大和ミュージアムの半券を持っていれば
入館料金が割引になるのでなくさずに。
記念館の中で注目すべきは旧呉鎮守府指令長官官舎です。
鎮守府とは旧海軍の地方機関で
呉、横須賀、舞鶴、佐世保にありました。
つまりこの呉の長官官舎で執務をした人と
いうのは海軍の超大物ばかり。
大将、中将クラスです。
歴代の長官の名前の一覧がずらりと
ありましたがそれはそれはすごい名前ばかり。
横にいたカップルは
女「知ってる人いないねー」
男「そうだねー」なんて言ってましたが。
また旧東郷邸が休憩所として使用されています。
もちろん移築されたものですがなんとも優雅な気分。
東郷平八郎が呉に訪れた際の宿舎だそうです。
写真は長官官舎です。
RIMG0019.jpg


さてさて時間は17時。
入船山記念館から南へ徒歩15分ほど。
途中海上自衛隊呉地方統監部(旧呉鎮守府)の
素晴らしいレンガ造りを横目に見ながら
テクテク歩きます。
歴史の見える丘というスポットに到着です。
呉は現在でも日立造船や石川島播磨重工業など
重工業が主要産業です。
この丘はその工場群(旧呉海軍工廠群)が
一望できるビュースポットです。
なかなかダイナミックな風景です。
呉の町が海とともに歩んできたことを
改めて再認識できます。


時間はそろそろ18時。
まだまだ明るいのですが私は歩き疲れてクタクタ。
夕食は市役所前にある蔵本屋台通り
行ってみることに。
ここは市が全面的にバックアップして
上下水道が整った屋台という珍しいものです。
呉駅から蔵本通りを北へ15分ほど。
通常は10数店舗出ているそうなのですが
さすがに時間が早いのか3店舗ほどしか
開店してませんでした。
イタリアンとか変わり種屋台も出るそうです。
いまいち食べたいお店が出ていなかったので
早くも今夜の宿へ移動。


宿と行ってもスーパー温泉です。
駅前のレクレというショッピングモールの
5・6Fにある大和温泉物語
温泉まで大和ですな。
ここは10時間まで入浴料、館内着・タオルなど
レンタル一式込みで1600円で滞在できます。
10時間以降は60分ごとに200円の追加料金です。
ヘタなマンガ喫茶やネットカフェと比べても
コストパフォーマンスは良いですよね。
風呂に入って疲れを癒してお食事処で
カラアゲライスとビール。
ビールうめぇぇぇ


この施設最大の利点はレストルームです。
全てのイスがリクライニングできて液晶テレビ付き。
余裕で寝れます。
中は100席くらいでしょうか。
その中で30席ほどがフルリクライニングで
隣とのパーテーションが完璧なタイプです。
こちらは22時頃にはかなり埋まっていました。
残りはリクライニングが緩くてパーテーションが
低いタイプです。
さすがにこちらは満席になることはありませんでした。
レストルームはかなり乾燥しているので
飲料とノドの弱い方はマスクがあった方が
いいかもしれません。
私はかなりやられました。
館内ではICキーでロッカーを開けたり
食事の清算をしたりしますので
間違ってICキーをロッカーに閉じ込めたら
係の人を呼ばないといけないはめになるので
ご注意あれ。
自販機もキーで買えますがアルコールの自販機のみ
現金なので財布など貴重品は必ず携帯しましょう。
退店時に食事や自販機代、マッサージ代など追加料金を
払うシステムです。
遊びすぎなければ1600円で温泉に入れて
寝られるなんてビジホや漫喫に泊まるのが
バカバカしくなってしまいますね。
私は寝転がりながらビールを飲み倒したので
追加料金が少々必要でしたが。
ちなみに1600円のゆったりコースの
館内着がないとレストルームの出入りは
できないルールなので入浴のみのコースの方が
私服でレストルームには入れないのでご注意下さい。
館内は非常に綺麗でスーパー温泉もここまで
進化したかーと感心しました。
宿泊施設ではありませんがそうくくっても
問題はないです。
初日の夜はビール漬けになって
私がこれまでの人生で聞いた最大音量の
イビキをこくおっさんに悩まされながれ
暮れていったのでした。
写真はレストルーム(公式サイトより)
photo_area301.jpg


呉観光協会
くれナビ


主要な観光スポットは駅から徒歩5分圏内。
人気の屋台までも20分以内というコンパクトな
町並みに歴史と文化が色濃く残った町並みです。
今回訪れることができなかった海上保安資料館
海猿のロケ地となった両城の200階段や
音戸の瀬戸などまだまだ見所はたくさんあります。
市バスと探訪ループバス「くれたん」も
ありますので徒歩に自信がない方も大丈夫です。
大和と屋台で全国から集客を集めることに成功し
中国地方屈指の観光地と化しつつある
呉市にはとても活気がありました。
重厚長大型産業から観光産業へ見事に
シフトチェンジをしたモデルケースとも
言えるでしょうね。
おっさん一人で潜水艦を研究するもよし、
お子さん連れで戦争に学ぶもよし、
カップルで屋台に舌鼓を打つもよし、
あらゆる年代に受け入れられる町です。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。



2007.04.26(Thu)
伊勢神宮の巻


日時:H19.3.23  天気:晴れ
往路:JR大阪            6:50 
    ↓↓(東海道本線))    ↓↓65.0km
    ↓↓              ↓↓
    草津             7:58
    ↓↓(草津線)        8:10
    ↓↓              ↓↓36.7km    
    柘植             8:24
    ↓↓(関西本線)      8:57  
    ↓↓              ↓↓20.0km
    亀山              9:20   
    ↓↓(関西本線(参宮線) 9:25
    ↓↓             ↓↓57.5km    
    伊勢市           10:37
 (片道179.2km、3260円〔鈍行のみ〕、約3時間40分)


2007年春の青春18きっぷはJR発足20周年記念で
なんと破格の8000円。
一日あたり1600円は出血大サービスだ。
私は金券ショップで7700円で購入。


伊勢神宮は是非行ってみたかった場所。
小さい頃に家族旅行で行ったけどそんなの覚えてねーし。
やっぱり日本人たるものお伊勢さん参りはせねばなるまい。


草津までは座れたのでウトウト。
そして生まれて初の草津線は2両編成。
ラッシュアワーの割にはガラガラだった。
車両が旧式なのかゴーゴーうるさい。
次の乗り換え駅の柘植なんて駅は聞いたこともなかったけど
この関西本線の景色が素晴らしかった。
山間をぬって進むような迫力の風景。
1両でバスみたいなかわいい電車だった。
それにしても普段はワンマン車両とか無人駅なんて
無縁だけどまだまだ田舎には残ってますな。
そしてついに参宮線。
しかしこれが混み混み。
いかにも18きっぷで旅行してる感じの老夫婦とか。
伊勢か鳥羽が目的の人が多いのでしょう。
1両で蒸し風呂みたいな車内で1時間の立ちっぱなしは
疲れましたです。
それにしても三重の車窓の風景は田舎だぜ。


伊勢市駅に着いてから徒歩5分で行けるのが外宮。
外宮と書いて「げくう」と読む。
お食事を司る神の豊受大神を祭っております。
詳しいことは知らないのだけれども外宮では
1000年以上前から決められた食材・所作で
夕飯を作って毎日神にお届けしているそう。
戦争中も欠かすことなく未だに一日たりとも
欠かすことがなく続いている伝統だそうだ。
なんとも趣深い。
御正殿は外から写真撮影するのはOKだけれども
中を直接撮影するのはダメなのでご注意を。
この日は春休みに入りたてで家族連れが多かった。
RIMG0001-1.jpg


そして次は内宮へ。
内宮と書いて「ないくう」と読む。
とりあえず地図を見る限りでは歩いていけそうに
思えたのだけれども、バスをお勧めします。
徒歩なら60分ほど。
徒歩のルートは2種類あり途中で神宮徴古館と月読宮を
通る御幸道路(R37)と、
あまり何もない御木本道路(R32)。
私はよくわからないうちに御木本道路をひたすら60分。
途中でしんどくなればバスが通っているのでそちらに
乗ってもよいかと。
私は寄らなかったけれど伊勢市立郷土資料館が外宮を
出発してすぐにありました。


さぁ孤独で退屈なウォーキングの果てにやっとこさ
おかげ横丁
ここはお食事処や土産物屋がこれでもかと
集まっている人気スポット。
最近の綺麗な観光地はたいていそうだけれども全体的に
レトロ調の建物に改装されていてブラブラ歩くだけで
楽しい雰囲気。
どっちかと言うと歴史散策の旅人よりは
カップルで行ったら楽しい感じだろう。
人はわんさかでした。


内宮は天照大神をお祭りしている。
ここに皇室の源流があるのかと思うと
心が洗われるようだ。
印象としては内宮の方が観光客が多くて
華やいでいるような感じだったかな。
それにしてもお食事の神と国の大本が
同列に存在しているというのが興味深い。
やはり日本は農業の国で食事がいかほどに
古代人にとっては大切だったかと
いうことだろう。
RIMG0003.jpg


さて次は神宮徴古館へ。
ここは伊勢神宮の博物館で、
神宮農業館、神宮美術館との共通券で
観覧しましょう。
一角には別宮である倭姫宮(やまとひめのみや)もあるので
お参りしましょう。
もう歩く元気がなかったのでおかげ横丁から
バスで徴古館へ。
車中で大学生くらいの女子3?4人組が
どうやら内宮に行きたかったのに間違えて
徴古館方面つまりは外宮や伊勢市駅、近鉄宇治山田駅の
方向へのバスに乗ってしまったらしい。
一人の子がめっちゃ謝ってる。
他の子がめっちゃ慰めてる。
「徴古館でとりあえず降りて面白そうやったら入ろうー
もうソトミヤは時間的に無理かなー
おかげ横丁とウチミヤは遠いかなー
っていうかおかげ横丁と伊勢神宮は違うんかな」
もうめちゃくちゃw
ちっとは勉強してから来なさい。


さて徴古館ですが明治24年創設という由緒ある
資料館ですが、中身はかなり綺麗です。
全く日本史を知らない人には苦しいかもしれないけど
好きな人ならかなり楽しめる。
農業館では外宮で使用される農具や食器などの
貴重な資料を見れるので面白かった。
ちなみに女子大生達は徴古館に入ったものの
「全然意味わからん」と言いながら
マッハで見学を終えていました。
3館合わせて早く見たら2時間くらいかな。
RIMG0005.jpg


夕方になってきたので帰ろー
っていうか昼飯食ってなかった。
徴古館から駅までは徒歩で。
徴古館の一角はものすごく自然が多くて厳かだけど
歩いて5分もすれば御幸道路に出れた。
聞いたこともない名前のローカルスーパーに入って
パンを買ってムシャムシャパクパク。
伊勢市駅に着いてから少し散策をしてみようと
ウロウロしていたのだけれども何もない。
年間に何万人もの観光客が訪れる駅前にしては
何もないです。


そして伊勢市駅のホームで電車を待っていたけど
どうやらホームを間違えてて亀山行きの電車が
向かいのホームから出ちまった。
なんと次の電車はピッタリ60分後。
ガーン。
ホームで読書して1時間待って帰りました。


感想としては良かった。
やっぱり愛国心がどうこう言われている昨今
日本人としてお伊勢さんを参るってことは
私としてはとても意義深かった。
ああいう場所はワイワイ楽しく旅するより
何百年前のお伊勢参りの人々が歩いたであろう
ルートを踏みしめながら一人散策してみるのを
お勧めする。
伊勢市立伊勢古市参宮街道資料館という
古市の妓楼や遊女たちに関する資料が豊富な
資料館に寄れなかったのが残念。


復路:JR伊勢市         17:10 
    ↓↓(関西本線(参宮線))↓↓57.5km
    ↓↓              ↓↓
    亀山            18:26
    ↓↓(関西本線)     18:36
    ↓↓              ↓↓20.0km    
    柘植            19:03
    ↓↓(草津線)       19:14  
    ↓↓              ↓↓36.7km
    草津            20:01   
    ↓↓(東海道本線)    20:○○
    ↓↓             ↓↓65.0km    
    大阪         到着はダイヤ乱れまくり 


JR利用料金(距離):
東海道本線?草津線?関西本線(参宮線)
・大阪?伊勢市 3260円×2(179.2km×2) 乗り換え3回
合計 6520円(358.4km)


伊勢市観光協会


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.4時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。









2007.04.22(Sun)
名古屋の巻


日時:H18.8.25  天気:晴れ
鉄道:JR東海道本線 大阪?名古屋
(片道190キロ、3260円〔鈍行のみ〕、約3時間)


生まれて初めての青春18きっぷ旅は金券ショップで
1回券を購入。
行ったことがない名古屋に行くことにした。


早朝5時過ぎには起きて、6時過ぎにJR大阪から
東海道線に乗車。
途中米原で乗り換えたほかは3時間座りっぱなしだったので
とにかく尻が痛い。
到着したらちょっとテンションが上がったので痛みも
忘れてたけど。


まずは「尾張名古屋は城で持つ」の通りに名古屋城へ。
ポリスメンに歩いていくとどれほどかかるか聞くと、
「歩く??かなりかかるよ?地下鉄にしとき」と
言われたので素直に言うことを聞いて地下鉄へ。
JR以外は利用しないつもりだったのに?。


地下鉄名城線「市役所」駅で降りる。
地図で見ると愛知護国神社が近いのでまずはお参り。
そしてついに名古屋城!
シャチホコ!
城の中の展示が綺麗で見ていてなかなか勉強になった。
なにより涼しくて癒されましたです。
お城敷地内の食堂で冷やしきしめんとビール。
ビールまじうまい!うまうま!!
旅の楽しみはやっぱこれだな。
nagoyajo


続いて徳川美術館にむけて出発。
とりあえず酷暑すぎる。
はっきり行って歩いて行く距離ではない。
名古屋城から徒歩で1時間近くかかった。
JR中央線「大曽根」、名鉄瀬戸線「大曽根」から徒歩10分。
市バスも利用できるみたい。
ここは尾張徳川家秘蔵の品々が展示されているところ。
戦国?江戸時代の歴史をざっくりと学べる。
まだ開館して年月が経っていないのだろう。
綺麗な美術館だった。
江戸期に関してこれだけ豊富な資料が見やすい形で
展示されているところは他にはないのではないだろうか。
敷地内には和漢の優れた古典書を所蔵した蓬左文庫
手入れの行き届いた日本庭園の徳川園もあるので
一緒に回るとよいと思う。
城と美術館の共通券、こちら3ヶ所の共通券もあるみたい。
場所的に少し中途半端というか名古屋中心地からは
離れているので穴場スポットかなという気はする。
でも中身はかなり濃い。
RIMG0144.jpg


ここで時間は15時過ぎくらい。
地図を眺めてJRで行ける所を探す。
よし!次は清洲城だ!
JR大曽根から乗車、名古屋で一度乗り換えて、清洲へ(約20分)。
線路沿いに名古屋方面へ歩いて15分ほどで清洲城。
城と言っても昔の城跡に全く新しい城の建物を
立てただけなので往時の姿は望めないので悪しからず。
中は信長の歴史と清須市の城まつりへの取り組みなどが
展示されている。
天守閣からの風景は大したことはないのだけど
風が涼しく気持ちよかった。
あと駅と城の間に当時話題になっていたパロマの工場が
あってなんとなく嬉しかった。
城は「清洲城」、旧清洲町は市町村合併で「清須市」駅は「清洲駅」。
超難しい。
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さて時間は17時頃。
この時間からいける所といえば寺社しかないってことで
熱田神宮へ。
JR清洲から乗り換えなしで熱田駅下車(約20分)。
朝から歩き過ぎたのかマジ足の付け根痛え。
駅前のショッピングビルの薬局でコールドスプレー購入。
シュッシュッとやれば楽になりいよいよ出発。
駅から歩いて5分で神宮。
日暮れ時の神社もなかなかよろしいな。
ここに三種の神器の一つが安置されているかと思うと
自然と身も引きしまるというものだ。
ゆっくりと散策をしたところで先ほどのショッピングビルの中の
ご飯屋さんでミソカツ丼を食す。
生まれて初めてのミソカツはなかなか旨い。
予想通りの味なんだけどそれでも旨いものは旨い。
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時間も19時になってきたので帰路へ。
また尻痛い地獄で3時間かけて大阪まで。
初めての青春18きっぷの感想は
「めっちゃお得や?ん」て感じです。
暑さがとにかくやばかったけれど、無計画なわりには
うまくいった日帰り旅でござんした。


JR利用料金(距離):
東海道本線 大阪?名古屋 3260円×2(190.4km×2)
中央本線 大曽根?名古屋?東海道本線 清洲 320円(17.6km)
東海道本線 清洲?熱田 230円(13km)


合計 7070円(411.4km)

本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.4時点のものです。
また最短ルートでの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。





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