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働けど富めず
2006.07.30(Sun)
もう7月も終わりですね。
今月は面接も一度も行かなかったし
暑さに比例してやる気の出ない一ヶ月でござんした。
そういえば考古学者の網干義教さんがお亡くなりになられた。
高校生の頃から日本史好きだったあたしをさらに
著作を通じて深く面白い世界に引き込んでくださった方であった。
ご冥福をお祈りいたします。


さて少し話は古くなりますがNHKで先日放送された
「ワーキングプア」の評判が2ちゃんねるをはじめ
ネット上で踊っています。
多くは生々しい現実を見て自分も気をつけようと思ったという
前向きなものが多いようです。


少し前までは
フリーター=やる気のない、夢見がちな若者
パラサイトシングル=親の負担にしかならない若者
ニート=「働けない」心の病を抱えた若者
といったようなレッテルを貼られてきました。
しかし世間の景気回復とともに新卒市場の状況は
改善されていきました。
すると次は就職氷河期に新卒で就職できずに
やむなくフリーター、派遣、請負などになった
いわゆる「待ち組」の存在が浮かび上がってきました。
そして今回は働けども生活が良くならない
ワーキングプアにスポットライトが当たりました。
一種の流行のように新たなカテゴライズが生まれていきます。


今回の放送を見て個人的に思ったことがあります。
まずあのような姿にはなりたくないという
気持ちが少し芽生えたこと。
特に心に残ったのが40代でリストラされた
息子2人のためにガソスタバイトを3ヶ所掛け持ちする
50歳のお父さん。
うちの父は中小の会社でずっと勤めてきて
薄給ながらもなんとか家族が食いっぱくれることなく
過ごしてこれたので改めて感謝しなければならないなと。
全ての勤め人にとってリストラなんて明日はわが身だと思うので。


2つ目はここに取り上げた人達は決して特殊な
境遇に置かれた人々ではなくむしろ普通の人々だということ。
うちの母はゴミ箱から古雑誌を拾って生活していた
30代男性を見て驚いていたようです。
しかしあたしにとってはさほど驚くことではありません。
別に雑誌拾って生活している友人がいるわけでは
ありませんがこれも現在の日本社会の生き難さを
思うと30代でホームレスなんて不思議なことでも
なんでもなくそういう社会なのだから仕方ないでしょう。
敗者はとことん落ちていって再チャレンジできない社会なのだから。


総じて良くできたドキュメントだと思いました。
若年ホームレス、過疎農家、衰退産業の個人事業主、中年リストラ。
広く浅く日本社会の現状を切り取ってきたようで
面白かったです。
NHKはここ2年ほどでしょうか、頻繁に雇用問題を特集しています。
あたしが雇用問題に興味を持ったのはNHKで以前に放送された
「フリーター漂流」という派遣労働で工場を転々とする
若者の姿を紹介した番組がキッカケでした。
これからも雇用から見た日本社会の狂った一面を
紹介していってもらいたいです。

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