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2007.10.28(Sun)
昨夜、NHK教育でやっていた
BS特集「世界はいじめとこうして闘う」が
なかなか面白かった。
カナダ、アメリカ、韓国それぞれのイジメへの
取り組み状況を紹介する内容。


カナダの小学校では休み時間は児童全員を運動場で
遊ばせて標的になりやすい生徒が一人になることを
極力少なくすることでリスクを取り除くという方法。
校庭では教師が休み時間も監視をしていて
イジメやからかいが発生しそうな状況になると
即介入してトラブル回避を除く。
児童はプライバシーを欲しいとしながらも
イジメをなくすための有効な取り組みだと
概ね前向きな評価をしているようだ。


アメリカ・ペンシルバニア州の小学校では
昼食を全員が食堂でとる。
それも席が予め決められていて年に1回だけの
自由席の日を除いて毎日必ず指定席に着席
しなければならない。
さらに暴力的な児童やルールを守らない児童は
隔離されて別の部屋で昼食をとらされる。
問題行動は教師が毎時間ごとにチェックをし
ポイント化されて問題児童の保護者に通知される。
問題児童専門の教師が配備されていて酷ければ
停学も辞さず、保護者の呼び出しも頻繁に行う。
州法でイジメ対策法が制定されたので
各校は具体的なイジメ対策プログラムを
制定・実施しなければならないという
状況になっている。


韓国の中学校では登校時に風紀委員の生徒が
登校生徒をチェックして校則違反があれば
マイナスポイントをつける。
生徒はイジメの目撃情報を教師に通報すれば
ポイントがプラスになるというインセンティブを
与えられていえるのでそれがモティベーションになる。
さらに校内を警察OBが巡回したり放課後の
校区内の見回り活動に力を入れている。


このように見てくるといずれの国もある程度は
管理的な手法を認めていることがわかる。
これらを単純に今の日本の学校教育に取り入れると
・休み時間を教師が監視
→児童のプライバシー侵害


・ポイント制
→内申点主義が強まる


・生徒同士のイジメ通報
→人間関係がギスギスする


こんな批判が聞こえてくるだろう。
要するに民主主義の日本には生徒の
プライバシーの剥奪や教師の強権発動は
いかなる理由があろうと許されないと。
だがこの教育界の窮乏を見るにつけ何もせずに
手をこまねいているだけの現状よりはよほど
ヒントが隠されていると思う。
子供たちに無制限の「自由」「民主」を与えることが
果たして人間教育に真に資するものだろうか。
自由や権利を獲得するには義務が伴うものだし
そのために自分達の自由や権利が狭められたり
制限されることはあって然るべきだ。


イジメはいけません、というスローガンだけで
解決する時代ではないと思う。
悪いことをしたら罰せられるし、自らの自由を
奪うことにもなるのだということを小さい時から
体に染み込ませるペンシルバニア州の手法の中で
民主主義を教えられた子供たちと日本式のエセ民主主義を
教えられる子供とでは道徳心や規範意識に差が出るのは
当然の結果だろう。
少なくともイジメ対策法くらいは各自治体でも
直ぐに作られるだろうし学校現場には徹底した
プログラムの作成を命じるべきだ。
イジメは卑怯な行為だしそれは自分自身に
返ってくるということを心と体に刻む教育を
望みたいものだ。

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