2007.09.21(Fri)
防衛省の広報イベントへ行ってきた。
テロ特措法への理解を深めてもらうための催し。
これは以前から決まっていた催しなのか
自民党大敗北を受けて慌てて企画したものなのか。
色々と勘ぐってしまいますなぁ。
テロとの戦いの参加状況や特措法について、
背広組、制服組、外務省からそれぞれ
講演があった。
報道されているように海上給油活動がいかに
技術が要されるもので、海自のそれは優れているか。
それに船上の気温は40度越えで
甲板はなんと70度を越えていること。
などなどいかに困難な作業が世界から評価されて
いるのかという内容について説明があった。
気温が40度越えの中で長袖、ヘルメット着用の
作業は想像を絶する世界だ。
凄まじすぎる。
これは単純にすごいと思う。
やっぱり自衛官は私とっては
最大に尊敬できる職業だ。
できることなら特措法を延長してこれからも
世界に貢献して欲しいものだ。
最後に質問コーナーがあったがこれが
いまいちだった。
Q「4か月分の燃料、水を積んでいるわけでなく
どこかで補給すると思うが、どのように
行われるのか」
→A「作戦上の関係で答えられない」
Q「イラク戦に油が使われている、
オイルロンダリングの疑いがあるが」
→A「世界の国々とは開始時に目的や方法について
文書を交換している」
(→つまり日本は約束通りの仕事をしており、
アメリカが勝手にイラクに持っていっただけで
我々は知らぬ存ぜぬってことかな?)
Q「防衛省は広報が甘いのでは」
→A「努力します」
国民をバカにしてるのかってくらいに
典型的な官僚の答弁をひたすら聞かされて
いまいちだったなぁ。
改めて防衛省の情報公開が難しいことは
よくわかった。
やっぱり防衛省と外務省に関しては
他の省庁と同レベルの情報公開を望むのは
無理な話だし、期待すべきじゃないね。
しかしそれならそれなりに話し方とか
工夫しないと厳しいと思う。
世間は防衛省、自衛隊に対しては
あまり良いイメージを持っていないのではないか。
せっかく国民と直に触れ合う機会なのに
国会答弁みたいなつまらないことばかり
言ってちゃだめだよ、防衛省。
講演は面白かったけど。
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