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2007.05.25(Fri)
先月テレビでやっていた「男たちの大和」
録画してずっと観ていなかったので
やっと観た。
まぁこんなもんかって印象だ。
戦闘シーンなどの映像は確かにすごい。
けれど話の筋はありがちで、
真新しさを感じない。
全体的に軽いような気がした。
長島一茂の「日本は敗れて目覚める」という
セリフがあった。
これは重たい言葉だ。


監督は佐藤純彌氏。
この名前どこかで見たと思えば
数日前にDVDで観た「陸軍残虐物語」
監督じゃないか。
この40年前の映画が初監督作品だったらしい。
この映画が面白かった。
全体にB級な雰囲気が漂っていて
なんとも言えない面白さだ。


三国連太郎演じるグズでノロマな
補充兵が教練所で、西村晃演じる
上官からしごかれまくる話。
この西村晃が上にはいい顔をして
下には残虐非道の限りを尽くす
保身の塊で理不尽を絵に描いたような
帝国軍人の体質を体現した男。
三国は汲み取り式便所の肥溜めというのか
クソが貯まってる地下で拳銃の部品探しを
させられたりと上官連中からはからかわれまくり。
しかし生来のノンビリ屋なのか
他の人が苦しむなら自分が身代わりで
構わないというような好人物。
けれどどう考えても軍人向きの
性格ではない。


三国に面会に来た妻を西村が
強姦をしてしまう。
さすがにキレた三国が西村を
殺害して先輩軍人と脱走を図るが・・・
こんな話。
きっとこの手の理不尽な上官や
若者の脱走話なんてごまんと
存在したのだろう。
途中で、軍隊では物を取る奴よりも
取られる奴が悪い、というフレーズが
出てくる。
なんと滅茶苦茶な。
って思うのは現代人の感覚で
上官は「俺の物は俺の物、お前の物は俺の物」
だったのだろうな。


三国のノンビリとした演技が
コミカルなのと、
西村の鬼気迫るとんでもっぷりが
対照的で面白い。
こういう視点の戦争映画もアリだなと
感じた。
それから40年後に大和を描いて
大変な評価を得たわけで。
やっぱり戦争というテーマは
普遍だなと思った。


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