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2007.05.14(Mon)
映画「俺は、君のために死ににいく」を観た。
なかなかいい映画だ。
前評判通り岸惠子の演技が際だっている。
母性に溢れた昭和の母の姿である。


脚本が石原慎太郎なのでもっと
ゴツゴツした話かと思いきや、
それほど偏った内容ではない。
全体を通じては特攻の意味、
生きるとは何ぞや、みたいな
テーマが貫かれている。
初めは特攻を作戦だと
訓示する上官も戦況の悪化や
度重なる特攻機の帰還によって
ついには特攻は死ぬことが
目的と断言するようになる。


それに疑問を持ち、次々と同僚を
失う中で特攻ひいては戦争の意義、
さらに戦時下で恥とされた
帰還特攻隊員が生き残ることの
意義を戦後になっても模索しながら
成長していくみたいな話。


つまり石原脚本は決して
戦争や特攻を賛美している
わけではなくそこから生命の尊さ、
家族・郷里への誇りなどを
現代人に昔の人達が教えて
くれているのだよってことを
表現したかったのだと理解した。


これまでの特攻を取り扱った映画のように、
郷里、家族、整備不良、軍歌といった
話の中のパーツ自体に真新しさはない。
そこに岸惠子演じる特攻の母という
民間人が登場することにより
この映画の骨子はより強められた。
きっとこういう気概があって
優しい母性溢れる母親が
昔の日本人女性の典型だったのだろう。


この映画を左派が見れば噛み付くだろうか。
おそらく噛み付く。
この映画に出てくる特攻隊員の合言葉は
「靖国で会おう」だ。
後半はしつこく靖国が登場する。
当時の軍人がどれほど靖国を
意識していたかには議論の
余地がある。
実際の多くの軍人は家族や郷里を
思って死んでいって靖国を
意識していなかったという論もあるので
この点は少し慎重に見るべきだと感じた。


映画を貫く歴史観は大東亜史観、
靖国史観であることは間違いない。
しかしそれが本編を邪魔するほどの
強さではない。
左派の方にも是非観ていただきたい。


あんな戦争は間違っている、
特攻なんて狂った残虐非道な
人間のやることだ。
こういう現代人の感覚で過去を
軽んじるようなことを言っては
我々に進歩はない。
映画を通じて日本の歩み、
今日までの発展に学び
将来への糧にするのだー。


あとせっかく素晴らしい映画なのに
エンディングテーマがB'zでは
台なしになってしまう。
私は挿入歌として使われていた
「海行かば」が荘厳でエンディングには
ピッタリだと思うのだが。
よりによってB'zは勘弁して
ほしかったかな。


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