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2007.05.10(Thu)
近頃流行のようにネカフェ難民、
マック難民が取り上げられている。
昨日たまたま見たお昼の番組では
アキバ難民とやらを紹介していた。
フィギュア店などが閉店後にゴミを
出すのを狙ってゴミ漁りをして
戦利品を買い取りショップに
もっていって収入を得る若者らしい。
多いときで数千円、取材のときは
400円くらいでしか買い取って
もらえなかった。


マスコミはすぐにスマートな言い換えをするが
あの連中は明らかに住所不定無職だ。
定住地がない、日雇いの仕事や
ゴミ漁りで凌ぐ。
収入があればネカフェやファストフード店で
夜露を凌ぐ。
いわゆるドヤ生活と変わらない。
それをネカフェ難民などと新しい
ライフスタイルが出現したごとくに
紹介しているのはどういうことだろうか。
20代の若者が住所不定で日雇いに
就かねばならない現実をどう考える
べきなのだろう。
マスコミはフリーターやニートなどという
造語を作ることには熱心だけど、
その背景にある社会構造の変化の分析や
真の解決への建設的な議論には
まるで無関心なようだ。


中流が消えて上流と下流に分かれたとも
言われるけれど、下流の落ち込み方に
歯止めがかからないのが問題だ。
20代早々にホームレスになる若者が
続々出てくるような時代を誰も予想は
していなかったろう。
住所不定ではアルバイトすら就くのは
難しいだろう。
彼らの多くにもきっと両親や親戚は
いるのだろうけど帰るに帰られない
それぞれの事情もあるのだろう。
報道を見ると23区内の歓楽街にある
ネカフェに寝泊りしている若者が多い
ようなので、都会に雇用はあるようで
一度ドロップアウトした人間には
厳しいということだろう。
夢を見て都会へ出てみたものの・・って
ところだろうか。


若者は夢を見れなくなった。
地方には若者が就く仕事はなくなった。
都会へ出ても少しのカギのかけ間違いがあると
最低限の衣食住すら確保できなくなった。
なんとも厳しい世の中だ。
結局は新卒で就職をしない者は
全て敗者ということだろうか。
私の経験から言っても突き詰めると
それ以外のルートはないのでは
ないかと感じる。


ネカフェ難民のような若者は
必ずしも物価の高い都会に
住む必要はないと思う。
分相応という素敵な言葉が
あるけれど、親が生きている
限りは親のスネをかじってでも
地元で身の丈に合った暮らしを
すればいいのではないだろうか。
誰も頼る人がいなかったり
いよいよ生活が営めなくなれば
自治体の福祉に何らかのヘルプの
サインを送るべきだ。
自治体が直接何かを施してくれる
ことはないだろう。
しかし自治体にとっても若者の
雇用問題は近々逼迫の課題であり
中年ホームレスは悪し様に扱っても
若者にはまだまだ優しい面は残って
いると思う。
NPOに相談にいくだけでもいい。
自転車操業の暮らしの中で難しい
ことはたくさんあると思うけれど
自分で現状を打破したいと思えば
自分で動くしかない。
周りが助けてくれるほど日本は
優しい国でなくなったことは確かだろう。


もう一つ最近の雇用を巡る動きで
気になること。
非正規から正規雇用へという動きがある。
世間的には非正規の数は減ったと
言われているけれど、それは派遣の
数が増えただけではないのだろうか。
肝心なのは間接雇用を直接雇用に
変えていくことではないか。
派遣や請負で中間搾取の憂き目に
あうのではなくて最悪でも
アルバイトとして直接雇用して
もらえること。


派遣だって同じ職場に1年以上勤続すれば
派遣先企業が雇用することになって
いるけれど守られていない。
そこで弱い立場に置かれたまま
様々な労働トラブルにも泣き寝入りを
したままでいるよりは少しでも
権利が強くなるように直接雇用される
方向に動くべきだ。
派遣や請負は専門的分野のスペシャリストに
限定すべきだったのだ。
これは90年代以降の政府与党の失策としか
言いようがない。
これからは派遣NO!請負NO!である。


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