スポンサーサイト
--.--.--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2007.05.07(Mon)
第3回 呉と大久野島の巻(前編)


2007年4月5日(木)往路
JR大阪  5:59
 ↓(山陽本線)↓
 ↓      ↓87.9km
 姫路   7:29
 ↓     7:33
 ↓      ↓88.6km
 岡山   8:57
 ↓     9:11
 ↓      ↓161.3km
 広島   11:56
 ↓(呉線)11:58
 ↓      ↓26.4km
 呉     12:33


乗車時間:約6時間30分
鉄道距離:364.2km
普通料金:5780円


2007年春の18きっぷは一日あたり1600円の
有り得ない出血大サービス。
そこで広島へ行ってみようとなりました。
小学校の修学旅行で平和記念公園には行ったのですが
何分よく覚えていないので改めて行ってみようと。
そんな調子で広島のガイド本を立ち読みしていると
呉には昨今話題の大和ミュージアムがあるではありませんか。
これは広島市内の散策より面白そうだってことで
呉に行くことにしました。


やっぱり鈍行で6時間30分はくたびれました。
地図で見れば岡山と広島は隣同士だから
そんなに遠くはないだろうと高をくくっておった
わけですがとんでもない。
時期的に桜が満開だったので車窓の風景は
なかなか楽しめましたが。
呉線には三原から乗り換えれば良いのだけど
ダイヤを調べると早く呉に着くには
広島に出た方が良いようなので広島経由で。


さて正午過ぎにJR呉駅に到着。
まずは駅構内1Fの立ち食いそば屋で腹ごしらえ。
キムチそばなる有りそうで無さそうなネーミングの
そばを食す。
そばに白菜キムチが2枚浮いているだけでしたが。
呉駅から徒歩5分圏に てつのくじら館
大和ミュージアムボートピア呉
くれ観光情報プラザ海自呉教育隊
商業施設はそごう呉店レクレ
ゆめタウン呉などが集まっています。


まずはてつのくじら館へ。
丁度この日がオープン日。
呉駅周辺には親切な案内看板がたくさん
出ているので道に迷うことはないはず。
駅前のショッピングモールの中を抜けて
大和ミュージアム方面までは屋根付き専用通路が
あるので雨の日でも楽々行けます。
入館無料ですが入館には整理券が必要という
ことだったのでひょっとしたら昼から行っても
無理かなーと思って行ったのですが、
整理券は形式的なもので待ち時間もなく
すんなり入館できました。
RIMG0002.jpg


このてつのくじら館は海上自衛隊の広報施設と
言えばよいのでしょうか。
海上自衛隊の歴史や掃海に出ている潜水艦の
模型や海上生活のあれこれが
わかりやすく展示されています。
そして呉の新名所となっているのが
建物正面に展示されている退役潜水艦「あきしお」
2004年3月まで現役で活躍した潜水艦が
陸揚げされて展示されています。
とりあえずデカイ!!
そしてなんとてつのくじら館では「あきしお」の
中に入ることができます。
本物の潜水艦の中を見学できるなんてそうそう
ありませんよね。
見学して思ったのは内部は意外と狭くて
大男が集団生活をするのはなかなか大変では
ないだろうかというのと
計器類のスイッチとかの数がすごくて
これを覚えるのは大変だなーという
こちらも素人丸出しの感想ですが。
いわゆるミリタリーマニアの方などは
興奮することうけあいの資料館です。
もちろん家族で行っても充分楽しめますよ。
館内は海自OBのじいちゃん達が親切に
ガイドをしてくれているので事前知識なしで
余裕で楽しめます。
RIMG0011.jpg

   
次に道路一本はさんで向かいの大和ミュージアムへ。
2005年4月にオープンして以来
歴史資料館としては異例とも言える
大成功を収めた話題のスポットです。
何がウケているのかを館内を回りながら
考えたのですが、視覚的に訴えかけてくる
展示手法がわかりやすいのだと思います。
私も日本史が好きといいながら大和に関する
詳しい経緯など知らなかったのですが
非常に勉強になりました。
まずは入館して直ぐ戦艦大和の10分の1模型が
お出迎えです。
ここでみなさんパチパチ写真撮ってます。
中の展示で大和がいかに当時の最新技術の
精を集めた戦艦だったかを学習できるので
帰り際にもう一度ゆっくり模型を見てみると
理解が深まっていいかと思います。
また人間魚雷「回天」やゼロ戦の展示が
あるので生々しい戦争の一面も知ることが
できます。
RIMG0015.jpg


ボランティアガイドの方の無料案内ツアーに
まざって聞いていました。
要点を押さえたガイドでためになります。
特に乗組員の人間模様や遺書にまつわる
話に胸を打たれました。
全体に感じたのは日本史に対して
興味がない人でも理解が進んで
楽しめる工夫がされているということです。
少なくとも特定のイデオロギーに
支配されたような資料館ではないので
客観的に太平洋戦争という悲惨な時代を
一艇の戦艦の短い歴史から切り取って
みせるという試みは成功したと言えるでしょう。
日本人なら一度は行ってごらんって感じです。


続いて東の方角へ。
海上自衛隊呉教育隊(旧呉海兵団)を横目に見ながら
呉市入船山記念館に到着です。
呉駅からは徒歩13分。
入船山は旧海軍の敷地だった所を戦後公園に
した市民の憩いの場です。
その中に記念館と美術館があります。
あいにく美術館は休館日でした。
大和ミュージアムの半券を持っていれば
入館料金が割引になるのでなくさずに。
記念館の中で注目すべきは旧呉鎮守府指令長官官舎です。
鎮守府とは旧海軍の地方機関で
呉、横須賀、舞鶴、佐世保にありました。
つまりこの呉の長官官舎で執務をした人と
いうのは海軍の超大物ばかり。
大将、中将クラスです。
歴代の長官の名前の一覧がずらりと
ありましたがそれはそれはすごい名前ばかり。
横にいたカップルは
女「知ってる人いないねー」
男「そうだねー」なんて言ってましたが。
また旧東郷邸が休憩所として使用されています。
もちろん移築されたものですがなんとも優雅な気分。
東郷平八郎が呉に訪れた際の宿舎だそうです。
写真は長官官舎です。
RIMG0019.jpg


さてさて時間は17時。
入船山記念館から南へ徒歩15分ほど。
途中海上自衛隊呉地方統監部(旧呉鎮守府)の
素晴らしいレンガ造りを横目に見ながら
テクテク歩きます。
歴史の見える丘というスポットに到着です。
呉は現在でも日立造船や石川島播磨重工業など
重工業が主要産業です。
この丘はその工場群(旧呉海軍工廠群)が
一望できるビュースポットです。
なかなかダイナミックな風景です。
呉の町が海とともに歩んできたことを
改めて再認識できます。


時間はそろそろ18時。
まだまだ明るいのですが私は歩き疲れてクタクタ。
夕食は市役所前にある蔵本屋台通り
行ってみることに。
ここは市が全面的にバックアップして
上下水道が整った屋台という珍しいものです。
呉駅から蔵本通りを北へ15分ほど。
通常は10数店舗出ているそうなのですが
さすがに時間が早いのか3店舗ほどしか
開店してませんでした。
イタリアンとか変わり種屋台も出るそうです。
いまいち食べたいお店が出ていなかったので
早くも今夜の宿へ移動。


宿と行ってもスーパー温泉です。
駅前のレクレというショッピングモールの
5・6Fにある大和温泉物語
温泉まで大和ですな。
ここは10時間まで入浴料、館内着・タオルなど
レンタル一式込みで1600円で滞在できます。
10時間以降は60分ごとに200円の追加料金です。
ヘタなマンガ喫茶やネットカフェと比べても
コストパフォーマンスは良いですよね。
風呂に入って疲れを癒してお食事処で
カラアゲライスとビール。
ビールうめぇぇぇ


この施設最大の利点はレストルームです。
全てのイスがリクライニングできて液晶テレビ付き。
余裕で寝れます。
中は100席くらいでしょうか。
その中で30席ほどがフルリクライニングで
隣とのパーテーションが完璧なタイプです。
こちらは22時頃にはかなり埋まっていました。
残りはリクライニングが緩くてパーテーションが
低いタイプです。
さすがにこちらは満席になることはありませんでした。
レストルームはかなり乾燥しているので
飲料とノドの弱い方はマスクがあった方が
いいかもしれません。
私はかなりやられました。
館内ではICキーでロッカーを開けたり
食事の清算をしたりしますので
間違ってICキーをロッカーに閉じ込めたら
係の人を呼ばないといけないはめになるので
ご注意あれ。
自販機もキーで買えますがアルコールの自販機のみ
現金なので財布など貴重品は必ず携帯しましょう。
退店時に食事や自販機代、マッサージ代など追加料金を
払うシステムです。
遊びすぎなければ1600円で温泉に入れて
寝られるなんてビジホや漫喫に泊まるのが
バカバカしくなってしまいますね。
私は寝転がりながらビールを飲み倒したので
追加料金が少々必要でしたが。
ちなみに1600円のゆったりコースの
館内着がないとレストルームの出入りは
できないルールなので入浴のみのコースの方が
私服でレストルームには入れないのでご注意下さい。
館内は非常に綺麗でスーパー温泉もここまで
進化したかーと感心しました。
宿泊施設ではありませんがそうくくっても
問題はないです。
初日の夜はビール漬けになって
私がこれまでの人生で聞いた最大音量の
イビキをこくおっさんに悩まされながれ
暮れていったのでした。
写真はレストルーム(公式サイトより)
photo_area301.jpg


呉観光協会
くれナビ


主要な観光スポットは駅から徒歩5分圏内。
人気の屋台までも20分以内というコンパクトな
町並みに歴史と文化が色濃く残った町並みです。
今回訪れることができなかった海上保安資料館
海猿のロケ地となった両城の200階段や
音戸の瀬戸などまだまだ見所はたくさんあります。
市バスと探訪ループバス「くれたん」も
ありますので徒歩に自信がない方も大丈夫です。
大和と屋台で全国から集客を集めることに成功し
中国地方屈指の観光地と化しつつある
呉市にはとても活気がありました。
重厚長大型産業から観光産業へ見事に
シフトチェンジをしたモデルケースとも
言えるでしょうね。
おっさん一人で潜水艦を研究するもよし、
お子さん連れで戦争に学ぶもよし、
カップルで屋台に舌鼓を打つもよし、
あらゆる年代に受け入れられる町です。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。

スポンサーサイト


コメント

この記事へのコメント一覧

コメントを残す

URL:
コメント:
パスワード:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
送信:
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。