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2006.10.29(Sun)
必修授業の未履修問題はどのような形で
収拾されていくのだろうか。
現実問題として350時間の未履修のある
学校などは時間的にも精神的にも
生徒にとっては重荷になるに違いない。
3年生ならば文理に別れていて
さらに国公立、私立、専門、就職などと
細かくクラス分けがされているはずだ。
限られた教員で細分化された生徒の
時間割に合わせた授業が受け持てるのだろうか。


自民党の森さんは補修授業を
する必要なし、論文などで単位を
認めるようにせよとコメントをした。
自民党上層部に長年君臨した
人だけあってなんとも滑稽なコメントだ。
森氏が教育論の見地から話したのなら
時間的制約のある現段階での方策としては
一つの提言としてはいいだろう。
しかし森氏の言質には
「正直者がバカを見る。ズルした者勝ち」と
いったような自民党体質が滲みでている
ように聞こえるのだ。
所詮は文教族といいながら、
それを政治の道具にしているだけで
教育のことなど何も興味もないような
人物なのだ。


要するに何らかの救済措置が必要なのかどうか。
大多数の高3生はこれからも受験に関係のない
教科を卒業まで受け続けるのだ。
それをズルをしていた学校はしなくていい、
習っていない教科についてレポートなどで
履修したことにすればいいというのは
あまりにも不公平ではないか。
なぜ真面目にやった者は馬鹿を見ますよ?
ともとれるコメントを平気で公の場で出せるのか。
森氏の個人的な素養を疑いたくなる。


これから数十、数百時間の勉強を強いられる
生徒がかわいそうだと森氏は言う。
ここで特別措置をしない方が
生徒に社会の公平性やルール遵守を
教える機会になると理解できないのだ。
おそらく自らの発言がなぜ叩かれるかすら
理解できていないのだろう。
大物政治家の「かわいそう」という感情だけで
教育行政が動かされてたまるか。


しかし落し所は必要なのは確か。
ただ未履修生徒に特別措置をすると
履修生徒との間に不公平が生じる。
だから未履修生徒はこれから
限られた時間で一生懸命履修をする。
もちろんレポートではなくて
教室で正規の授業スタイルで行う。
それで良いのではないか。
おそらくPTAの反発は凄まじいと思うが。
正直者がバカを見る社会にしてはいけない。
それを知る勉強になるだろう。
そして何でも先生の言うことだからと
信じてはいけないこと。
自分なりの尺度で世の中と対峙して
いくのだ。
恨むなら教師、学校を恨め。
そしてその経験を糧に社会に出ろ。
悔しい気持ちを忘れるな。


あとは問題校の今後の処分が
気になる。
今は混乱の最中だからとりあえず
授業に集中してもらいたいが。
以前にも書いたがこの信頼の
裏切り、騙しは大きいのだ。
国、地方自治体、教育委員会、
地域、生徒、保護者、大学等。
学校運営に関わる全ての主体を
騙していたのだから。
おそらく校長の減俸、
来年度以降のカリキュラム・履修状態の
チェック体制の強化。
こんなところに落ち着くのだろう。
信頼を裏切ったのだから、
推薦枠の取消、地域モデル校の取消など
しばらくは学校も生き恥を晒して
もらわないと。


聞いて呆れる話が連日報道されるけど
ほんとにどうなっているのでしょうか。
これは高等教育の世界の話ではなくて
日本全体の病理の一側面だと思う。
もうモラルハザードも窮まれりで、
県知事の汚職逮捕も公務員の架空休業も
本質は変わらないのではないか。
自分だけが得をすればルールを
犯してもかまわないのか。
ここ数年日本人が蝕まれている
この「公」の喪失を何とかして
悔い改めなければとんでもない
汚職・違法国家になりそうで怖い。

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