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2007.05.30(Wed)
このところニュースを見ていると
大手コンビニが電子マネーを導入しただの、
JR東西のICカードが買い物でも共用できるように
なるなどと、毎日どこかしらの企業の
電子マネー導入が取り上げられている。
これってそんなにニュースなの?


私は基本的に現金派だ。
世の中の全ての決済が一枚のカードで
できるようになるならば欲しいものだが、
今でも何種類あるのだ?
事前チャージ型、事後クレジット型の別だけでなく
ICカード型、携帯電話型などなど種類も
多ければそれぞれの企業・店舗がどこの
電子マネーと提携しているのかも違う。
ただでさえポイントカードが貯まってしまうのに
その上従来のクレジットカードの他に
ICカードまで持たされたらパスケースが
いくらあっても足りない。
電車の改札なんて複数のICカードが
重なっているだけで通れないのだから。


これって果たして便利なの?
財布の持ち金を気にしない余りに
ついつい多めに買い物をする人が
増えるだけだと思うのだが。
産業界はそれを狙っているのかな。
ビデオデッキだってメモリーカードだって
出始めは種類がたくさんあったけど
徐々に淘汰されていった。
この電子マネーブームもそうなるのだろうか。
けれど多くは使えば使うほどポイントが
貯まったり何らかの付加サービスを
売り物にしているから、いざ○○カードとの
提携は今年で終了ですと言われても
全く損をした気分になるだけじゃないかな。
無駄に電子マネーを使うのも家計の
やり繰りがややこしくなるだけのような気も。
消費者金融の安直すぎる気軽さと比較は
できないけどこういう安易で軽いイメージの決済方法が
消費者の目を狂わせる一因ではないだろうか。
なんでこういうのが流行るのかわからん。
世間はそんなに財布に現金を入れて
持ち歩くのが嫌いなのかしら。


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2007.05.30(Wed)
ZARDの坂井泉水さんも亡くなった。
訃報が続くときは続くものだ。
ZARDは90年代Jポップの象徴的存在だった。
90年代のヤングカルチャーの象徴でもある。
その露出の少なさで最後まで神秘性を冷めた
アーティストだった。
アーティストという呼び名は正しいのだろうか。
作詞家といった方がいいのかな。


私なんかもまさにB’ZやWANDS、ZARDら
ビーイング系アーティストの躍進とともに
大人になって音楽に興味を持っていった世代だから
複雑な思いもする。
別に「負けないで」に励まされたとか
思い入れはないのだけど、やっぱり何か
近しいような思いはあって今回の訃報は
残念としか言いようがない。


コンサートやテレビの露出はほとんどなし、
ドラマやアニメのタイアップのみが
プロモーションという新しいモデルを
開拓したパイオニアになった。
こういう売り方でもCDを売れるのかって
今にして思えばすごい戦略だ。
美人薄命というがまさにそのとおり。
後輩もたくさん増えて自信の作品以外にも
詞の提供などまだまだ活躍するフィールドは
広がるはずだったのに。
ZARDの前にZARDなし、
ZARDの後にZARDなし、じゃないかな。
稀有な存在を亡くした。
ご冥福をお祈りしたい。


松岡農水大臣が自殺
2007.05.28(Mon)
こいつは衝撃的だ。
松岡農水大臣が自殺された。
ご冥福をお祈りしたい。


まだ動機も解明されていないので
勝手なことは言えないが、一連の
疑惑追及に苦しんでいたのは
間違いないだろう。
かつて「疑惑の総合商社」なんて
フレーズがあったけれど、
今年の松岡さんはまさにそれで
疑惑に次ぐ疑惑。
しかも相当弁明に苦しい状況だったのを
本人も安部政権もノラリクライで
やっとのことで逃げてきたというのが
実際のところだ。


野党も世間もなぜそこまで松岡さんを
庇うのか不思議に思った。
私も思った。
これがいわれのなき疑惑であれば
正々堂々と反論すればよいが
明らかに松岡側の旗色が悪いものばかりで
もっと早くに辞任をして取調べに
堂々と応じていればなぁというところか。
政治生命が絶たれて逮捕されたとしても
それが政治家という特殊な世界を生きる
人間としてのケジメを果たすことになれば
決してマイナスにならないと思う。


これで安部内閣から辞任が1名、自殺が1名。
発足8ヶ月ほどで2名が内閣から
去っていったのは異常すぎる。
任命責任と言ったところでどのように
とるのかわからないが、現職閣僚には
誠実に業務に取り組んでもらうしかない。
松岡さんの座右の銘は「真実一路」。
この言葉の通りに安部政権の今後の
舵取りに期待をしたい。
それにしても残念なニュースだ。



ANAシステムダウン
2007.05.27(Sun)
白鵬が朝青龍を破って全勝優勝を遂げた。
やっぱり朝青龍の八百長疑惑は深まるばかり。
そして日本ダービーは牝馬ウォッカが優勝。
テレビで中継見ながら感動してしまった。
歴史的な偉業だ。


今日は朝から全日空のシステムダウンの
ニュースが繰り返し流れていた。
こういう出来事を見ていると我々の
身の回りがいかにコンピュータに
支配されていてそれが動かなくなると
どれだけ立ち行かなくなるかということを
考えさせられる。
便利なのか不便なのか。
制御できてるのかできてないのか。
人間社会が機械に操られているのかな。



白鵬が2場所連続優勝
2007.05.27(Sun)
白鵬が2場所連続優勝を成し遂げて
場所後の横綱昇進を確実にした。
長きにわたる一人横綱時代に終止符が
打たれることになった。
とてもいいことだ。
でも両横綱がモンゴル出身で占められるなんて
隔世の感もある。


白鵬は世間的にも好感度が高そうだ。
朝青龍がダーティすぎるから好対照に
うつって良いライバル関係になりそう。
なにげにここ1年くらいの大相撲界は
白鵬を筆頭に若手の台頭が目覚しい。
豊ノ島、豊真将、琴奨菊、稀勢の里あたりの
日本人力士が虎視眈々と大関取りを
狙っており、幕内のレベル自体は
決して低くはない。


問題は八百長問題だ。
これから裁判で様々明らかになっていくだろうが
協会もやましいことがないならもっときっぱりと
具体的な反論をしたら良いではないか。
協会の対応を見ていると何らかのやましい点があるのかと
勘ぐりたくもなる。
もしも裁判で負けたらどうするのだろう。
八百長やってましたーすんませーんで
済むのだろうか。
対応を誤ると大相撲史上最大の汚点を
残すことになりそうだ。


せっかく盛り上がりを取り戻しつつある
土俵に水を差すようなことだけは
避けてもらいたい。
私は野球界と同様にウミは早く出すべきだと思うが。



2007.05.26(Sat)
一昨日の木曜日に奈良県飛鳥地方を
レンタサイクルで散策してきた。
近鉄の「飛鳥めぐりフリーきっぷ」というのが
大阪方面からは連続2日間有効で1380円。
結局一日しか使わなかったけれど、
施設割引もついて1380円は安い。
近鉄あべの橋から橿原神宮前までは
40分ほど(片道610円)。
意外と奈良は近い。


27日まで飛鳥資料館でキトラ古墳壁画の
「玄武」実物を公開している。
日本史は好きだけど近現代が好きな私は
古代史が最も興味がなかったりするので
古墳だの考古学だのという分野は
苦手なのだ。
けれどキトラ古墳は有名だし1300年前から
生き残ってきたものを目の前で見れるなんて
またとない機会なので行って来たのだ。


橿原神宮前駅からレンタサイクルで
20分ほどかな。
10時頃に飛鳥資料館に着くと45分待ちの案内。
ひどい時は3時間待ちの日もあるというから
まだマシだ。
およそ45分ほど列に並んだところで
ついに「玄武」様とご対面。
お?思っていたのと違うw
超小さい。
下敷きを数枚程度といったところか。
しかも色が薄い。
玄武(亀と虎)がわかると言えばわかるし
わからんと言えばわからん。
ちょっと拍子抜け。
でもこれが1300年前の遺物だなんて
すごいとしか言いようがない。


ここからレンタサイクルで返却時間の
17時ギリギリまで色々と回ったけれど
本当に飛鳥路は奥が深い。
自転車で5分も進めば古墳、寺、神社など
何らかの史跡にたどり着く。
すごい町だ。
それに民家の古いこと古いこと。
きっと築100年なんてザラなんだろう。
特に飛鳥寺付近の町並みは素晴らしかった。
野菜や果物の無人販売所なんてのも
なかなか乙でよろしいじゃないの。
少し登り坂も多いけど、自転車で
進めないほどの道はないので
運動にはちょうどよかった。
車道脇や未舗装の道も通るので
徒歩や自転車の人はよく注意して
通行した方がよい。
遠足で来てる学生なんかが調子に乗って
ビュンビュン飛ばして自転車こいだり
してるので注意だ。
一人でハイキングしている人も
多かったな。
ちなみに話題の高松塚は覆いがされていて
中をうかがい知ることはできなかった。


5月24日(木)
10時?18時頃
飛鳥資料館県立万葉文化館
飛鳥坐神社→水落遺跡→飛鳥寺→酒船石→
伝飛鳥板蓋宮跡→岡寺→石舞台古墳→
亀石→高松塚古墳→国営飛鳥歴史公園館→
鬼の雪隠、鬼の俎→甘樫丘→橿原神宮


国営飛鳥歴史公園
飛鳥京観光協会
明日香村観光開発公社
橿原観光市観光協会
飛鳥保存財団
奈良文化財研究所
奈良県立橿原考古学研究所


↓飛鳥資料館
20070526015345.jpg

↓県立万葉文化館
20070526015525.jpg

↓水落遺跡
20070526015742.jpg

↓飛鳥寺大仏(写真がボケボケでごめんなさい)
20070526020116.jpg

↓伝飛鳥板蓋宮跡
20070526020324.jpg

↓岡寺
20070526020757.jpg

↓石舞台古墳
20070526021005.jpg

↓亀石
20070526021203.jpg

↓鬼の雪隠
20070526021553.jpg

↓鬼の俎
20070526021735.jpg

↓高松塚古墳
20070526021353.jpg

↓甘樫丘展望台から
20070526021917.jpg

↓橿原神宮
20070526022057.jpg


2007.05.25(Fri)
先月テレビでやっていた「男たちの大和」
録画してずっと観ていなかったので
やっと観た。
まぁこんなもんかって印象だ。
戦闘シーンなどの映像は確かにすごい。
けれど話の筋はありがちで、
真新しさを感じない。
全体的に軽いような気がした。
長島一茂の「日本は敗れて目覚める」という
セリフがあった。
これは重たい言葉だ。


監督は佐藤純彌氏。
この名前どこかで見たと思えば
数日前にDVDで観た「陸軍残虐物語」
監督じゃないか。
この40年前の映画が初監督作品だったらしい。
この映画が面白かった。
全体にB級な雰囲気が漂っていて
なんとも言えない面白さだ。


三国連太郎演じるグズでノロマな
補充兵が教練所で、西村晃演じる
上官からしごかれまくる話。
この西村晃が上にはいい顔をして
下には残虐非道の限りを尽くす
保身の塊で理不尽を絵に描いたような
帝国軍人の体質を体現した男。
三国は汲み取り式便所の肥溜めというのか
クソが貯まってる地下で拳銃の部品探しを
させられたりと上官連中からはからかわれまくり。
しかし生来のノンビリ屋なのか
他の人が苦しむなら自分が身代わりで
構わないというような好人物。
けれどどう考えても軍人向きの
性格ではない。


三国に面会に来た妻を西村が
強姦をしてしまう。
さすがにキレた三国が西村を
殺害して先輩軍人と脱走を図るが・・・
こんな話。
きっとこの手の理不尽な上官や
若者の脱走話なんてごまんと
存在したのだろう。
途中で、軍隊では物を取る奴よりも
取られる奴が悪い、というフレーズが
出てくる。
なんと滅茶苦茶な。
って思うのは現代人の感覚で
上官は「俺の物は俺の物、お前の物は俺の物」
だったのだろうな。


三国のノンビリとした演技が
コミカルなのと、
西村の鬼気迫るとんでもっぷりが
対照的で面白い。
こういう視点の戦争映画もアリだなと
感じた。
それから40年後に大和を描いて
大変な評価を得たわけで。
やっぱり戦争というテーマは
普遍だなと思った。




2007.05.24(Thu)
関東での麻疹の流行に続いて
香川大では百日咳が流行し始めた。
なぜ大学生を中心に起こるのだろう。
かなり不思議。
子供や老人じゃなくて最も心身ともに
充実した年代である学生に何故に多いのか。
外出している時間が多かったり、
海外旅行なんかも多い年代だからか。
よくわからん。


2007.05.24(Thu)
裁判員制度の骨格が明らかに
なった。
日当1万円程度、書面での辞退を認めるなどが
新たに発表された。


私は個人的にはかなり楽しみなのだ。
むしろ早く選ばれたい。
死ぬまで複数回選ばれたって文句言わない。
普段から傍聴をよくしているので
あの判事席に座って評議の部屋にも
入れるなんてミーハー心がくすぐられる。
でも世間では8割の人が非協力的だという
世論調査も出ている。


はっきり言って社会的な事象に
無関心で生きてきてこれからも
何らの興味を持つつもりもない
人にとっては負担でしかないのは
確かだろう。
民事と刑事の違い、三審制すら
わかっていない人がほとんど
だと思う。


でも裁判を通じて司法や政治などに
興味を持つことは誰にとっても
人生に上積みをもたらすはずだ。
世間を今までと違った目線で
見ることができるようになる。
それは日常の仕事や生活を
きっと豊かにしてくれる。
多くの不支持派は単なる負担としか
感じないようだが、参加することの
メリットをもっとPRした方が
よいのではないだろうか。
一度、傍聴に行ってみるだけでも
大きな発見があるのだから
裁判員になれたらどれだけ
面白いのか今から楽しみだ。


文書での辞退を認めるそうだが
それって辞退続出にならないのか
かなり心配だ。
やはり事業所などが制度を理解して
協力する姿勢を見せないと市民の
心配の種は尽きないだろう。
まだまだ前途は厳しいと思う。
法務省の広報も市民には全く
届いていない。
あと2年で本当にスタートを
切れるのか心配だけど私は
すごく楽しみだ。


2007.05.22(Tue)
かなり久しぶりにロンハーを観た。
青田典子の結婚・離婚発表を受けて
メンバーが励ますみたいな企画を
やっていた。
まずただのタレント達の飲み会を
そのまま流されても・・・
それに青田は会見でしきりに
申し訳ございませんでしたと
頭を下げていたけれど、
何の謝罪なのだろうか。
芸能人は結婚や離婚をすると
いちいち世間様に報告をしないと
いけないルールなのだろうか。
今まで未婚キャラで通してきたから
それに関して業界関係者への謝罪だったの
だろうか。
それなら勝手に個人的にすればいい。
ファンだって芸能人が虚像だという
ことくらいはわかっているから別に
歳をごまかそうが学歴を詐称しようが
構わないと思う。
誰もそこまで芸能人のパーソナリティを
気にして真剣にテレビを観ていないだろうに。
私がいい加減にテレビを観ている人だから
そう思うからかな。


テレビなんて広告媒体の一種であって
何らかの商品やサービスを売ったりという
目的を達成するために番組という毛皮を
着たり、CMを挟んだりしているわけで。
ひたすら24時間広告を垂れ流しているだけの
メディアと真剣に向き合って番組内容に
青筋立てて怒ったりするのも年々
バカバカしくなってきた。
青田が犯罪を起こしたりでもしたら
社会的道義に沿ってやるべきことは
やってもらいたいけど、たかだか
結婚と離婚を黙っていたくらい
大したことじゃなかろうに。



2007.05.21(Mon)
数日前に三菱UFJ銀行のリクルーターが
女子学生にセクハラというニュースが
流れていた。
このご時勢にこういう低レベルな社会人がいて、
しかも大手銀行の採用活動の一翼を担っているの
だから企業の程度もたかがしれている。
こんなことをしても警察に駆け込めば一発、
2ちゃんねるにでも書き込まれたら
実名がバレて表を歩けなくなる。
こういう男は何が楽しくて破廉恥な
行為に出ることができるのだろう。
立場が弱い異性にイタズラをすることに
快感を覚えるのだろうか。
会社辞めて人間も辞めたらいいのに。


2007.05.20(Sun)
第5回 舞鶴の巻


H19.4.10(火)


(往路)
JR大阪  9:24
  ↓福知山線(宝塚線)
  ↓66.1km
 篠山口 10:29
  ↓   10:34 
  ↓48.1km
 福知山 11:33
  ↓舞鶴線(小浜線)12:40
  ↓38.7km
 東舞鶴   普通運賃:2520円 距離:152.9km


2007年春の18きっぷ最終日の
4月10日に舞鶴へ行きました。
東京旅行のために2回券を金券ショップで
買ったためにおもいがけず出かけることに
なりました。
日本海側に行ったことがあまりないので
歴史の町・舞鶴にしたわけです。


朝寝すぎて遅めの出発です。
案の定舞鶴線の本数が少なくて
福知山で一時間の足止めです。
昼食を済ませてお昼過ぎにやっと
舞鶴線に乗れました。


舞鶴には西舞鶴駅と東舞鶴駅があります。
簡単に言うと西は城と寺の町、
東は海上自衛隊の町です。
東舞鶴駅からまず行ったのが舞鶴引揚記念館。 
舞鶴港は戦後旧ソ連や中国から引き揚げてきた
人々を13年間にわたって受け入れていた
港です。
アクセスは京都交通バスに乗れば良いのですが
これが悲しいほど本数が少ないのです。
私が着いた昼過ぎなど2時間くらい
待たなければ次が来ないという状況でした。
タクシーで行っても20分くらいで
着くと思うのですが、歩き好きの私は
歩いてみることにしました。
しかしこれが1時間の緩やかな登りでして
けっこうしんどいです。
港沿いに歩いて海上自衛隊舞鶴地方隊(教育隊)を横目に
ひたすら歩くわけですが基地を過ぎると
退屈な道が続くので歩き好きでない方には
お勧めできません。


やっと到着。
やっぱり訪れている方はお年寄りが
多いですね。
平均年齢70歳以上でしょうか。
当時の服や食器や手紙などが
展示されているのですが、
私達はあまりにも引揚者のことを
知らなさすぎると思いました。
戦争は昭和20年8月15日に
終結したとなっているわけですが
そのまま海外に残された日本人が
660万人もいたそうです。
この数字はビックリですね。
シベリアで強制労働を強いられた
方々なんて戦争が終わったという
認識を帰国するまで持てなかった
でしょう。


こういうことってなぜ歴史の授業で
まともに取り上げないのでしょう。
ポツダム受諾後のソ連侵攻もそうですが
8月15日を境にピタリと全てが
平和に流れたかのような教え方を
教育の場ではするわけですが
甚だ疑問を感じるわけです。


帰りのバスの時間を見にバス停に
行くと、またかなり待たされることが
判明しました。
しかし老夫婦に呼び止められて
どうやら京都交通でない別のバスが
もうすぐ来るというのです。
半信半疑で待っていると来ました。
西大浦バスというのが京都交通の
ダイヤの間を走っているようです。
もう少し引揚記念公園をブラブラしたかったのですが
とりあえず東舞鶴へ戻ります。


東舞鶴 16:40
 ↓舞鶴線(小浜線)
 ↓200円(6.9km)
西舞鶴 16:48


ここから一駅、福知山方向へ戻って
西舞鶴駅に行きます。
西舞鶴駅からは北近畿タンゴ鉄道(以下KTR)が
走っています。
元々の国鉄路線を第3セクターが
運営している路線で、
舞鶴と豊岡を結ぶ宮津線と
福知山と宮津を結ぶ宮福線からなっています。
ここが18きっぷと連携をしていて
18きっぷを提示すれば発効日当日限り有効の
「KTRフリーきっぷ」を500円で
購入できます。
KTRの一日乗り放題券です。
日本海を眺めながらの乗り放題が
500円とは破格です。
私のように夕方に購入する人は
珍しいかもしれませんが。
18きっぷファミリーですね。
こういうのが他にも何種類か
あるようです。
乗り換え待ちの間に駅から徒歩5分の
田辺城跡を見てきました。


KTR西舞鶴 17:33
  ↓宮津線
  ↓620円(29.1km)
   天橋立 18:18


行ってきました初・天橋立。
着いたのが18時過ぎで
レンタサイクルは閉まってるし
帰宅途中の自転車の学生くらいしか
人がいません。
通学路が天橋立だなんて素敵ですね。
薄暗くなってきておそらく
スタートから3分の1くらいしか
歩けませんでした。
なにしろ帰りの時間を考えると
90分しか滞在できないので
途中で引き返したわけです。
ひたすら立派な松と砂浜が続いて
いました。
ゴミとかが全く落ちていないのが
良いですね。
今度来るときはゆっくり見て回って
最後まで行ってみたいです。
天橋立駅構内に知恵の湯という
温泉があって足湯だけ無料で
入れるので帰りの電車が来るまで
ボケーと浸かってホッコリしました。


(復路)
KTR天橋立 19:42
  ↓宮福線
  ↓750円(34.8km)
   福知山 20:42
   ・
   ・
JR福知山 21:20
  ↓福知山線
  ↓1890円(114.2km)
  大阪  23:35


舞鶴観光協会
天橋立観光協会


普通運賃合計:4610円(KTR含まず)
移動距離:266.3円(KTR含まず)


※今回もデジカメデータを消してしまったために
写真がございません。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。



DVD「太陽」
2007.05.19(Sat)
「太陽」という映画DVDを借りた。
ロシア人監督が昭和天皇の終戦から人間宣言までを
描いた作品だ。
天皇を演じるのはイッセー尾形。
「あっそ」の口癖や口元の癖なども
上手く演じていてさすがイッセーである。


しかし作品を通じて何を訴えたいのかが
よくわからなかった。
天皇の日常の着替え、食事、生物研究などを
ひたすらゆっくりとしたペースで描写しているのだが
メリハリがないというかこれといった盛り上がりが
ない作品なので、「えっ?これで終わり?」と
思ってしまった。


そもそも誰も天皇の日常の姿を知らないので
ほとんどがフィクションだ。
具体的には米兵にチャップリンに似ていると
言われて気をよくするシーンや、
アルバムを眺めて香淳皇后の
写真に口付けをするシーンなんて面白いけど
それはないだろってツッコミのほうが
先に立ってしまってそこから何らの広がりも
感じなかった。


あと「私は普通の人間である」と
しきりに侍従らに言うのだが、
それがかえって不気味というか
そんなに実際の裕仁天皇は自分が
人間だの神だのという意識が
あったのかどうか疑問に感じた。
侍従らがなかなかそれを受け入れられず
天皇をイラだたせてしまうあたりは
本当かもしれないけど。


一つ面白いと思ったのは御前会議が
終わって防護地下道を通って執務室に
帰るシーンで侍従が先導を誤ってしまうシーン。
天皇は地下の計器類が並ぶ行き止まりで
ジッとしたまま動かない。
きっと実際の天皇も一切の行動を
侍従が決めた順序に従ってこなしていたに
違いなく、きっとこういうシーンは
象徴的リアルなんだろうなと思った。


コミカルさとシリアスさを同居させた
ところはなかなかいいのだけど、
私のような右寄り思考の人間にとっては
あまり見たくない一面を堂々と
抉り取って提示されたような
気分にもなった。
私の天皇観とは違うから致し方ない。


私などはフィクションとわかって
見ることができるから楽しめるけれど
ロシアの人や外国の人が見たら
どんな感想を抱くのだろう。
何の自由もない可哀想な人物?
家族思いの普通の父親?
どこまでいっても神は神のまま?
やっぱり戦争責任はある?
けっこう外国での評価が気になる
映画だ。
昭和天皇の日常をひたすら描くという
アイディアは面白かった。
大きなチャレンジを成し遂げたことは
評価に値する。
けれどそれを超える何かを感じることは
できなかった。



2007.05.18(Fri)
愛知・長久手の立てこもり事件が
やっと解決した。
家族を人質に自宅に立てこもる
元暴力団員とはどういう男なのだろうか。
騒音や怒鳴り声で近所は迷惑していた
ともいうし、相当の変わり者には
違いない。


これでますます銃器の取り締まりの
厳罰化に世論は流れるだろう。
長崎市長狙撃事件や町田の立てこもり事件は
現役の暴力団員による犯行で
多くの人にとっては遠い世界の
出来事として捉えたかもしれない。
しかし今回の件は破門されて
10年もたった町のおやっさんが
アパート内から発砲するという
我々の身近に起こってもおかしくない
一般人の生活領域を脅かす鬼畜な
犯罪だ。


伝わっているところでは再婚話が
どうしたとか家庭内トラブルというが
家庭の揉め事にピストルを持ち出されては
たまったものじゃない。
でもこうして身近な所に銃器が
潜んでいるということは知って
おかねばならないことだ。
かと言って自衛のしようがないのだが。


そもそも警察の動きが事件の解決を
遅らせたという指摘は多い。
結局は説得か突入かという二者択一が
常に迫られるなか、あくまで説得という
選択肢を取り続けたことがアダとなって
大変な犠牲がでてしまったということで
明らかな失態だ。
警察も仲間が二人もやられているのだから
突入する充分な動機はあっただろうに。
はからずも日本の警察の有事の際の実力が
バレてしまったと思う。


SATに初の殉職者が出たのもショックだ。
もっと過激な状況で被害が出たのならともかく
仲間が狙撃されて5時間経つまで
数メートル先まで進むことさえできず
挙句は動いたところをアッサリと撃たれて
しまった。
まぁSATの実力的にも今はこんなところ
なのだろう。


それにしてもあの倒れたまま放置された
警察官を各局が平気で何度も繰り返し
放送するという下劣さには辟易する。
悪趣味極まりない。
きっとテレビ局の報道局員は
「最高の画だ!回し続けろ!」ってな
テンションなのだろう。
あの映像を繰り返し見せ付けられて
喜ぶ視聴者がいるとでも思ったら
大間違いだ。
こういう時にマスコミの下品さが
満開に出てくるからおもしろい。


今後の展望だけど警察については
もっと研究をして経験を積むしか
ないのではないか。
何しろSATの出番がないのが
平和な証拠なのでそれに越した
ことはない。
だけど世の中変なのが増えてこういう
極めつけのイカレ親父が多いので
きっと出番は増えるだろう。
殉職巡査のためには次こそ大きな
成果を挙げてもらいたい。
あと犯人には極刑をもって
厳罰な処罰を期待したい。
こんなのがシャバに戻ってきたら
危なくてかなわない。


2007.05.18(Fri)
さてさてあいりん地区を後にして
日本橋で時間を潰したあとに
飛田新地へ。
そういえば日本橋でメイドがチラシを
街頭で配ってた。
本当にいるのですな、メイドって人種が。


飛田新地。
あいりんから徒歩10分くらい、
天王寺からだと20分くらい。
これについては私は非常に懐疑的にみている。
というよりは日本の性風俗産業そのものに
対して疑問が色々とあって。
戦前の日本には公娼制度があった。
つまり国が売春を認めていた。
厳密には管理売春といって
特定の地区内に店舗と従事者を
集中させて性病の蔓延などを
食い止めようという発想である。
この名残の最も有名なのが
東京の吉原。
あそこの一角を囲い込んで管理売春を
国が監督していたということだ。
その地区は警察が地図を赤い線で
囲ったことから赤線と呼ばれる
ことになった。
もちろん戦後は売春禁止法ができて
金銭のやり取りを伴う性風俗は
禁止された。。はずだった。
旧赤線地帯のいくらかは今でも
営業を続けている。
吉原のようにソープランドに
模様替えしたもの。
そして飛田のように料亭の体裁を
とって本番営業を続けたもの。


私はそもそもソープランドが
取り締まれないのがおかしいと
思っている。
ソープランドは正確な産業分類では
銭湯と同じ扱いになっている。
つまりは入浴料を払って風呂に
入っている時に女性と盛り上がって
しまって双方の同意の下に金銭の
授受があった後性交に至りました、
というのがソープの建前らしい。
明らかにおかしいね。
それとパチンコの景品の3店方式。
景品を換金所に持っていく。
換金所は古物商の免許を持っているので
それを査定した結果として客に
現金を渡している。
買い取った景品はそれをまた買い取る
業者に流れて、それが店に帰ってくる。
つまり店と客が直接現金の受け渡しを
しているわけでないから合法だという
論理だが、これもおかしい。
日本が本当に法治国家というなら
ソープとパチンコをさっさと
取り締まってみろ。


話が脱線してた。
こんな感じで飛田新地も料亭に
お客さんが上がって盛り上がって
やっちゃいましたってことに
なってるから取り締まらない。
よくわからない理屈だ。
関西には他にも数箇所の
旧赤線地帯が今も料亭スタイルで
営業を続けている。
私は以前に尼崎のかんなみ新地という
遊郭をウォッチングしたことがある。
残念ながら上がる勇気は私にはない。
10数軒くらいの規模だった。
店のライトは薄暗かった。
こんな印象。


さて商店街を抜けて飛田に着いた。
堂々と飛田新地って看板が立ってて
お店の組合の事務所まである。
もうここまで来ると立派な
地域文化だ。
それなりに歴史を背負ってきたから
旧赤線を語る価値があるのだ。
ただの本番風俗なら用はない。


それにしても店は何軒あるのだろう。
尼崎の規模しか知らないので
ビックリした。
西成区山王3丁目という町がすっぽり
料亭だらけの町ということらしい。
いかにも料亭らしい屋号に電燈が
灯っている。
しかも店頭が滅茶苦茶明るい。
尼崎みたいにピンクの薄明かりじゃなくて
昨日蛍光灯を変えたばかりですって感じ。
女の子がちょこんと座っている。


それにしても呼び込みのおばさんが
やかましいほどに通り過ぎても
「お兄さ?ん」と呼んでくる。
なんか必死だ。
北側に位置している通りは車から
品定めをする人や友人同士で
遊びに来た感じの中年などで
そこそこ賑わっていた。
しかし南側になると開けていない
店も多く、通りにも私以外は
誰も歩いていないような状態だった。
いくら好景気と言ったって
「飲む、打つ、買う」にお金が
回るほどの余裕は世間にはない。
あれほど乱立しているのに
それほどの採算があるのかが
多いに不思議だ。


今回も上がってはいない。
別に風俗レポートではなくて
私の趣味である町歩き、歴史散策なので
それはご了承願いたい。
さてこういう業態の将来を考えても
予想がつかない。
ソープも旧赤線も金で女を買って
本番行為に至っているのだから
明らかに違法だ。
これを厳格に取り締まる方向に行くのか
今のまま野放しにするのか。


実際に買う側、買われる側ともに
今の法制度の下での営業はおそらく
不自由を感じていないと思う。
お互いが恣意的な法解釈をして
それを警察も追認しているような
現状が早晩変わることはないだろう。
しかし大阪府はソープを禁止しているので
それとの整合性を考えるとなぜ旧赤線だけ
そこまで厚遇されてきたのかも
よくわからない。
きっと近代以前から流れてきた
地域性や歴史的な経緯があるのだろう。
私は法治国家たらしめるには特定の
団体の利益を保護するようなご都合主義は
止めるべきだと思う。
逆に考えればいざという時は
踏み込むぞという事実上の
生殺与奪の権を警察が持ちすぎているのも
いかがかと思う。


職業に貴賎なし。
飛田の女性だって尊敬する。
でも今の状態は決してまともな
法治国家の姿とは程遠いのではないか。


2007.05.18(Fri)
天王寺公園を後にして次は
あいりん地区へ。
日本最大級の日雇い労働者の町。
今まで行ったことなかったのだけど
同じ関西人として本の知識だけでなく
現実を見たいなと以前から思って
いたので行ってみることに。


あいりん地区の場所はおおざっぱに言うと
西成区の南海新今宮以南、阪堺電鉄以西。
先日の架空の住民登録で問題になったように
ものすごい人口密度でおっさん達が
生活している。


過去には何度も暴動が起こり
警察署が包囲されたり駅が放火されたりと
なかなかデンジャーな町でもある。


まず着いて初めに感じたのは物価。
超がつくデフレ。
飲料自販機は50円なんてザラ。
弁当屋もそこそこ空腹が満たされそうな
弁当が200円とかで売られている。


それからドヤの多さ。
「宿」の逆さ言葉と言われている。
素泊まりの簡易宿泊所。
数メートルおきにひしめき合っているのには
驚いた。
一泊1000円なんてのもたくさん
見かけた。


とにかくやたらと怒声が聞こえる。
おっさんVS警察官。
おっさんVSおっさん。
おっさんの独り言。
バツが悪い人が多いのだろうか。
しかし大声で話している内容は
全く意味不明で要領を得ないものが
多いようだ。
だからか警察のパトロールの頻度もかなりだ。


あいりんのメインストリートは
南海線路沿いである。
ここには西成労働福祉センターがある。
日雇い労働者向けのハローワークみたいな
ものだ。
労働者は早朝ここで仕事の斡旋を受ける。
あぶれたら馴染みの手配師を頼るしかない。
もちろんセンター経由の仕事の方が
労働トラブルなどの際の心配が
少ないだろう。
そして早朝にはたくさんの朝市が出る。
ここで売っていないものはないと
俗に言われている。
つまり薬も簡単に手に入るってことだ。
あいりん住民の早朝は早い。
4時頃からみな動いている。


夕方だったので市は少なかった。
拾った新聞や雑誌を売っているのと
何に使うかわからないような
ガラクタを並べているのくらい。
そしていよいよセンターに着いた。
かなり年季の入った建物だ。
むき出しのコンクリートが寒々しい。
壁には建築現場系や港湾荷役系と
いった感じで作業種別ごとの
矢印が書かれていた。
その矢印の方向の窓口に
早朝並びなさいということだろう。
壁にスプレーで直接書かれたと
思われる字と矢印は相当の年月が
経ったのだろう、色褪せて
今にも消えそうな弱々しい字だった。


屋根の下がすごいことになっている。
おっさん、おっさん、またおっさん。
カバン、新聞、カバン、新聞。
どうやら明日の朝のための窓口の
順番取りが始まっているようだ。
横に2、3列で50メートルは
列が伸びていただろうか。
野球の自由席の席取りじゃあるまいし、
などと思うのは野暮なことで
おっさん達にとっては明日のお飯が
食べられるかどうかが決まる大事な
順番なのだから早くから並ぶのは
当然だ。


並んでいる人のなかに私と歳が
さほど変わらないであろう青年がいた。
一人でポツンと座っている。
身なりは綺麗であまり日焼けも
していないのでまだ新入りかもしれない。
それまではおっさんしか見ていかったので
リアリティに欠けていた部分があったが
一気に目を覚まされた。
なんとなく悲しい気分にもなった。


列は誰かが整理したわけでもないだろうに
整然と作られていた。
きっと長年の間に自然にそうなったのだろう。
列に座って待っている者、
列から離れてカバンなどで場所取りを
している者。
仲間と何やら情報交換をしている者。
ここまで見てくると、積極的に群れる
タイプのおっさんと孤独なおっさんの
二種類がいることがわかってきた。
郷に入れば郷に従え。
きっと群れるタイプの人の方が
人脈が増えて仕事を得る機会も
多くなるだろう。


ざっと30分ほど歩いてみた。
感想として思いのほか高齢化が
進んでいることが印象深い。
ほとんどが60代以上だ。
世間なら孫がいてもおかしくないような
年恰好の人が多い。


それと空気。
新今宮の駅から明らかに空気が変わった。
他の人のあいりんレポートでも
頻繁に指摘されているけれどアジアの
空気があいりんには流れているらしい。
別に焼肉やホルモン屋が多いという
五感で感じられるような空気の変化とは
異質のものを感じた。
何か重たくて、黒くて、
でも全く余所者を排除するような
息詰まった感じではなくて
自由で熱気うずまく空気。
こんなところかな。
多分行ってみないとこれは
わからないかもしれない。


昼間から酒を飲みカラオケを歌うおっさん、
なけなしの金で弁当を買うおっさん、
その残飯を集めるおっさん、
ウィークリーマンションを借りるおっさん、
たまにドヤに泊まるおっさん、
段ボールに包まって寝るおっさん、
道路脇、建物に寄りかかるようにして
眠るおっさん。
おっさんも色々だったが格差が
確実に存在していることは
ひしひしと感じた。
ある意味人生を上手く生きられる
処世術に長けた人間が生き残る
世界なのだろう。
きっと我々が生きている資本主義とは
違った意味で厳しい世界だと思う。
しかし食うに食われず、
眠るに眠られず、
挙句に病気になっても治療を
受けられず絶命するおっさんは
後を絶たないのだろう。
私が大上段から何を言っても
何も変わらないことはわかっている。
けれど実際の現場を見て、
異質の空気を感じたからには
そういうおっさん達を見殺しに
なんてしたいとは思えなくなった。
生きていたら何かいいことあるよ、なんて
超リアリストの私には似合わない
けどこれで閉めさせてもらいます。



2007.05.18(Fri)
昨日は大阪は天王寺公園内にある
大阪市立美術館に行ってきた。
たまたまNHKで宣伝を見ただけだけど、
浮世絵の特別展をしているということで
面白そうなので行ってみたわけだ。
私は芸術に関する教養も素養も全くなくて
正直言って絵画や彫刻を見ても
いまいち想像力が鈍いのか興味を
持ってこなかったのが実際だ。
右脳と左脳のバランスかもしれない。


けれど浮世絵はわかりやすい。
なんといってもそれに尽きる。
難しい解釈や知識など必要ない。
パッと見て面白さが伝わるし、
次によーく観察してみると細かい
作者の心づかいのようなものが
見えてくる気がする。
だから浮世絵や春画なんかは
芸術オンチの私も好きだ。


今回の特別展は
「ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展」
フランスのギメという一民間人が
19世紀に趣味で集めた日本のみならず
東洋各国の美術工芸を集めた美術館らしくて
今ではとても価値が高いものを
たくさん所蔵しているらしい。
その中から浮世絵を今回はたくさん
持ってきたというわけ。


それにしても人出がすごかった。
平日の午後だからゆっくり見られるだろうと
タカをくくって行ったらまさに芋洗い状態。
一つの展示に3重くらいの人だかりが
常時できているような有様でなかなか
館内は熱気に包まれていた。
まぁ浮世絵は静かで敷居の高そうな場所で
見るよりはみんなでワイワイ
好き勝手言いながら見るほうが
面白いかもしれない。


なにより展示の点数に驚いた。
納得のボリュームだった。
あれで1200円ならかなり元が取れる。
まだ行かれてない方は行ってみて。
とても面白いので。


このつづきは後で。


2007.05.16(Wed)
第4回 東京の巻(後編)


4月7日(土)


大垣 23:01
 ↓ムーンライトながら92号
 ↓普通運賃6620円(410km)
東京 5:20


4月8日(日)


東京に到着後、まずは靖国神社へ。
今回はこれといった目的地を
決めずにブラブラ歩きながら
探すことにしました。


東京
 ↓中央線
 ↓290円(4.5km)
市ヶ谷


市ヶ谷駅から徒歩10分。
3年ぶり2度目の靖国神社です。
遺族会が複数来ていた時間帯の
ようで賑わっています。
それにしても桜が綺麗。


お参りを済ませて遊就館へ。
前回は映画を見なかったので
今回は「戦艦大和」「私たちは忘れない」
鑑賞しました。
「戦艦大和」は面白いです。
時代的に戦中を経験した
人ばかりで作られた映画なので
誇張された感じがなくて
リアリティを感じます。


「私たちは忘れない」は
明治維新?日清・日露戦争?
大東亜戦争?戦後の歩みの
概観とそれに靖国神社がどのように
関わってきたかを紹介する
広報映画です。
大変わかりやすくて興味深いのですが
見る人によっては嫌悪されるかも
しれません。


遊就館は相変わらず綺麗で
説明書きもわかりやすくて良い感じです。
色々と批判されることもありますが
自国の戦史資料館は過去の歩みを
今日の人々に伝えるために存在して
いるわけで当然誇らしい内容で
あって然るべきです。
まさか我々の先祖は他国の人々を
蹂躙した大悪人です、などと
展示する資料館など世界中探しても
ないでしょう。
それによくできた展示で
特段偏っているようにも見えません。
むしろあれらを見ると反戦への
誓いを新たにできるのが普通の
日本人の感覚ではないでしょうか。
批判する人達は思考停止から早く
目を覚まして素直に展示を
見てもらいたいものです。


靖国神社から南へ10分ほど歩くと
千鳥ヶ淵戦没者墓苑があります。
ここは無名戦死者を祀った
無宗教施設です。
お花見で賑わう千鳥ヶ淵の角に
こんな静かな場所があるなんて
東京は不思議なところだと
思います。
こちらも遺族会が来ていて
賑わっていました。
私が3年前に来た時は
靖国神社も千鳥ヶ淵も人は
少なかったものですが、
世間の注目度は高まってきたという
ことでしょうか。


市ヶ谷
 ↓中央線
 ↓130円(2.1km)
信濃町


つづいては乃木神社です。
おそらく最寄り駅は地下鉄の
乃木坂だと思いますが、
今回はJRしか利用しないという
硬い決意の旅なので信濃町から
20分ほど歩いて行きました。
乃木将軍が自決した自邸が
そのまま残っているのですね。
いや?素晴らしい。
戦火を逃れて残っているなんて。
神社には無料の小さな資料館も
ありました。


乃木神社から徒歩10分で
話題の東京ミッドタウン
「和」のコンセプトは素晴らしくて
とっても落ち着きます。
21_21DESIGN SITEも外観だけですが
オシャレな建物でした。
なにより公園が癒されます。
場所はいかにも都心という込み入った
所なのになぜか浮いていません。
ちょっと不思議です。
「和」や公園が町にしっくり馴染んでいるのです。
こういう何でもあり感が東京の
面白さかなと思います。
関西にはここまでコンセプチュアルな
複合施設はありません。


ここからさらに徒歩5分で
六本木ヒルズです。
初・ヒルズ。
私は勘違いしていたのですが、
ヒルズは1つのビルの名前ではなくて
様々な建物の総称だったのですね。
そんなことすら知らない田舎者です。
私はヒルズ族には憧れませんが、
こういう場所で働きたいとかいう
人の気持ちが少しわかった気がします。
この場所の磁場はすごく強いです。
人を集める何かがあります。
オシャレでカッコイイ人種の集合体のような
一角のエネルギーはすごいと感じました。
こういう力を持った施設は関西にはないですね。


ヒルズの近くにはJRがないので
地図で見る限り一番近そうな
渋谷まで歩くことに。
これが遠いのなんの。
迷いまくって1時間近く歩きました。
この日は都知事選でした。
冷やかしに新橋の石原選挙事務所へ。


渋谷
 ↓山手線
 ↓160円(6.3km)
新橋


適当に歩くと石原事務所を発見。
すごいマスコミの数。
見たところ本人さんはいなさそう
だったので終了。
疲れてきたので東京駅へ戻ります。


新橋
 ↓山手線
 ↓130円(1.9km)
東京


東京駅構内のサウナが閉店したらしく
そろそろお風呂に入りたいところだったけど
探すのもしんどいのでガマンすることに
しました。
夕食は八重洲地下街のアルプスという
食券制の東京にしてはえらい安い
カレー屋で餃子カレーを食べました。
値段の割にはすごくおいしかったです。
あとは待ち合わせ所で適当に時間を
つぶして帰路へ。


東京 23:26
 ↓ムーンライトながら91号
 ↓普通運賃6620円(410km)
大垣 5:55


4月9日(月)


大垣 6:00
 ↓
 ↓
米原 6:34
 ↓ 6:40
 ↓
大阪 8:09 2520円(110.5km)


4月7日?9日のJR利用
・普通運賃換算:19410円
・移動距離:1191,1km


今回はデジカメのデータを
消してしまうという大失敗を
やらかしたため写真がありません。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。


2007.05.14(Mon)
第4回 東京の巻(前編)


呉旅行の翌日に早くも東京旅行です。
正直クタクタで疲れが抜けていません。
しかも出発前に重大な勘違いが発覚。
既に伊勢と呉で3回分のハンコがきっぷには
押されてあります。
今回は土曜出発、日曜に滞在、月曜朝に帰宅という旅程。
東京には「ムーンライトながら」という
夜行列車での移動になります。
つまり3日分残っている18きっぷがないと
かなり高額の自腹を払わなければならないことに。
なぜそんなことに気づいていなかったのか
自分でも不思議な勘違いです。


まずは大阪・梅田の大阪駅前第1?4ビルの地下で
1回券を探すことに。
ここは何十軒という金券ショップがひしめき合う
関西では有名なところです。
しかしさすがに春の18きっぷ期間も残り
数日という時期なので全く売ってません。
かろうじて2店舗だけ2回券が残っている
店がありましした。
しかし2回券で5000円とは。
割高だけど背に腹は変えられないので
観念して買いました。


4月7日(土)
JR大阪
  ↓1890円
  ↓(110.5km)
  米原


夕方に大阪を出て米原で途中下車。
今日は大垣に23:01までに
着けばいいので早く出発しすぎた感もありました。
駅前の平和堂のマクドナルドで夕食。


 米原
  ↓820円
  ↓(49.6km)
 岐阜


まだまだ時間があったので岐阜へ。
何気に初・岐阜です。
また今度明るい時間帯に来たいです。


 岐阜
  ↓230円
  ↓(13.7km)
 大垣


岐阜からもムーンライトながらには
乗れるのですが、折角なので出発駅の
大垣に戻ってみました。
22時過ぎからはいかにも夜行待ちと
思われる旅人達で駅構内はワイワイと
賑わっていました。
そして23:01発東京行き
「ムーンライトながら92号」に
乗り込んだのであります。
以下で夜行列車の利用に関して
簡単にまとめておきます。
私は鉄道情報に詳しい人ではないので
もしかすると内容に誤りがあるかも
しれません。
誤記があればご指摘下さい。


18きっぷで夜行列車
あまり知られていませんが18きっぷには
指定席券を購入したら乗れる快速・急行が
色々とあります。
その中で人気があるのが夜行列車です。
私のような関西地方からだと
ムーンライトながら、九州、高知、松山が
あります。
新宿?白馬間のムーンライト信州というのも
あります。
18きっぷが単なる鈍行オンリーではないのは
意外と知られていないかもしれません。


夜行列車乗車に必要なもの
もちろん18きっぷを持っているだけで
夜行列車の乗れるほど甘くありません。
しかしとっても簡単です。
510円の指定席券を事前に
購入しておくだけです。
18きっぷの有効期間は繁忙期なので
510円で普段は310円です。


用意するものは
・乗車券(日付変更駅までで1日分、
そこから先でもう1日分必要)

・指定席券(当日券はほぼない)
18きっぷのみで出かける人は
乗車券=18きっぷです。


要確認!18きっぷの日付とは?
私のように日付の数え方を
間違ってしまうと往路で18きっぷを
使いきってしまい帰路は鈍行運賃を
自腹ということも有りうる話です。
そこで確認すべきことは18きっぷでいう
日付とは何ぞや?という基礎的な話です。
これがわかれば夜行の旅の旅程も
組みやすくなります。


大原則は、
18きっぷは原則深夜0時まで有効、
列車に乗っている間に日付が変わる場合、
日付が変わった後の最初の停車駅まで有効

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
日付変更駅までで1日分、
そこから先でもう1日分必要で、
基本的には2日分必要。

私の場合は土曜23:01に大垣を出発、
車中泊をして日曜は東京滞在、
23:26に東京を出発して
月曜朝に帰宅しました。
往路で土曜、日曜の2回、
復路は日曜のハンコは既にあるので
月曜のハンコを貰う、ということに
なりました。
これで3回分必要というわけですね。


もう一つ指定席券を買う際の注意事項が
あります。
土曜23:01発の電車の指定席券の
日付は土曜か日曜かどちらかという
問題です。
答えは次の例をごらんください。


?土曜日:大垣23:01→東京5:20
?日曜日:刈谷0:04→東京5:20
上の?と?はイコールでしょうか?
答えはイエスです。
同じ列車を意味します。
乗車駅の時間で決まるわけです。
つまり時刻表で乗車駅の乗車時間を
確認して購入する必要があります。
間違えて翌日の指定席券を購入することの
ないように注意してください。
ちなみに上記の日付は土曜か日曜かどちら?
というのは土曜が正しいわけです。


指定席券を購入しよう
さて日付のあれこれを押さえたところで
ついに指定席券を買います。
JR西日本の場合はみどりの窓口で
購入します。
大きめの駅では券売機横にみどりの窓口の
券売機ver.がありますがそこでは
取り扱っていないようです。
ムーンライトながらについては
JR CYBER STATIONで空席確認ができます。
他のムーンライトは出てきません。


そしてこの18きっぷ期間の夜行ですが
とにかく発売即日売り切れが普通の
ようでなかなか券が取れません。
特にムーンライトながらは通常便と
臨時便を合わせても空席があまり
出ません。
これはキャンセルが出るまでこまめに
みどりの窓口に通うしか方法がないようです。


このプレミアチケット化が転売目的の
輩を生んでしまってますます取りづらいという
状況が生まれているようです。
特に東京でコミケの行われる前日から当日に
かけてのムーンライトながらはかなり
厳しいそうです。


また購入区間についてですが、
これは実際の乗車区間にしておいて下さい。
確かに大は小を兼ねるで出発駅から
終着駅まで購入すれば間違いは
ないのですが。
そのせいで途中乗車する方のための
枠を防ぐことにもなるので
できるだけ乗車区間だけを
買うようにしましょう。


いよいよ乗車!
さて18きっぷと往復の指定席券が
手元に揃いました。
ここでは私が利用したムーンライトながらを
紹介していきます。


ながらは大垣?東京間を走る夜行列車です。
実は毎日1本走っています。
さらに18きっぷ期間の特に繁忙日に
限って臨時便である91号(下り)
92号(上り)が走ります。
通常便の上り、91号、92号は
全車指定席。
通常便の上りのみ豊橋?大垣間が
自由席になります。


さすがに快適さを求めるのは
無理がありますが、しかし
寝るだけなら充分の環境です。
座席はリクライニング付き、
お尻もあまり痛くなりませんでした。
私が利用した91、92号では
減光がされなかったので
明るいのが苦手な方はアイマスクが
あった方が良いでしょう。
若干寒い感じがしたので羽織れる
ものがあるといいかと思われます。
トイレは車両間にあります。
各駅の停車時間は基本的には
在来線のように乗降が完了すれば
出発するので乗り降りはお勧め
できません。
途中で1度か2度ほど20分くらい
停車する駅がありました。


乗っているとどうも怪しい行動を
取る人がいることに気づきます。
デッキに立ちっぱなしだったり
空席から空席へ移動する人など。
これは不正乗車の人です。
おそらくは指定席券が取れない人が
多いのでしょう。
無賃乗車やキセルと何ら変わりません。
乗務員の対応としては発見時に
降車させるということですが
実際は難しいでしょう。
情けない連中が多いようです。


さて何となく18きっぷを利用した
夜行列車の概要がまとまってきました。
最新情報は確認してください。
18きっぷに詳しいサイトを挙げておきます。
よっしーの18きっぷガイド
18きっぷさかなのホームページ
青春18きっぷで行こう 夜行列車の旅


後編でようやく東京滞在編を書きます。
最後に2007年春のムーンライトながらの
ダイヤを示しておきます。
もちろん過去のダイヤなので参考に
とどめておいて下さい。


ムーンライトながら91号
東京(10番線)23:26→
品川23:35→横浜23:57→
小田原0:55(日付変更駅)→
熱海1:14→三島1:25→
沼津1:31→富士1:44→
静岡2:36→浜松3:38→
豊橋4:15→名古屋5:19、
5:22→尾張一宮5:34→
岐阜5:44→穂積5:49→
大垣5:55
(3月21?25、30?4月1
4月6?8、日によって時刻変更あり)


ムーンライトながら92号
大垣23:01→穂積23:07→
岐阜23:12→尾張一宮23:21→
名古屋23:37、23:43→
金山23:47→大府23:59→
刈谷0:04(日付変更駅)→
安城0:11→岡崎0:18→
蒲群0:30→豊橋0:42→
浜松1:10→静岡2:47→
沼津3:27→熱海3:44→
小田原4:02→横浜4:54→
品川5:12→東京(8番線)5:20
(3月22?26、31?4月2
4月7?9)


ムーンライトながら(下り)
東京(10番線)23:10→
・・・省略・・・
豊橋?大垣間は自由席
→大垣6:55


ムーンライトながら(上り)
大垣23:19→
・・・省略・・・
東京(7番線)5:05


大垣?東京 6620円(410km)


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。


2007.05.14(Mon)
映画「俺は、君のために死ににいく」を観た。
なかなかいい映画だ。
前評判通り岸惠子の演技が際だっている。
母性に溢れた昭和の母の姿である。


脚本が石原慎太郎なのでもっと
ゴツゴツした話かと思いきや、
それほど偏った内容ではない。
全体を通じては特攻の意味、
生きるとは何ぞや、みたいな
テーマが貫かれている。
初めは特攻を作戦だと
訓示する上官も戦況の悪化や
度重なる特攻機の帰還によって
ついには特攻は死ぬことが
目的と断言するようになる。


それに疑問を持ち、次々と同僚を
失う中で特攻ひいては戦争の意義、
さらに戦時下で恥とされた
帰還特攻隊員が生き残ることの
意義を戦後になっても模索しながら
成長していくみたいな話。


つまり石原脚本は決して
戦争や特攻を賛美している
わけではなくそこから生命の尊さ、
家族・郷里への誇りなどを
現代人に昔の人達が教えて
くれているのだよってことを
表現したかったのだと理解した。


これまでの特攻を取り扱った映画のように、
郷里、家族、整備不良、軍歌といった
話の中のパーツ自体に真新しさはない。
そこに岸惠子演じる特攻の母という
民間人が登場することにより
この映画の骨子はより強められた。
きっとこういう気概があって
優しい母性溢れる母親が
昔の日本人女性の典型だったのだろう。


この映画を左派が見れば噛み付くだろうか。
おそらく噛み付く。
この映画に出てくる特攻隊員の合言葉は
「靖国で会おう」だ。
後半はしつこく靖国が登場する。
当時の軍人がどれほど靖国を
意識していたかには議論の
余地がある。
実際の多くの軍人は家族や郷里を
思って死んでいって靖国を
意識していなかったという論もあるので
この点は少し慎重に見るべきだと感じた。


映画を貫く歴史観は大東亜史観、
靖国史観であることは間違いない。
しかしそれが本編を邪魔するほどの
強さではない。
左派の方にも是非観ていただきたい。


あんな戦争は間違っている、
特攻なんて狂った残虐非道な
人間のやることだ。
こういう現代人の感覚で過去を
軽んじるようなことを言っては
我々に進歩はない。
映画を通じて日本の歩み、
今日までの発展に学び
将来への糧にするのだー。


あとせっかく素晴らしい映画なのに
エンディングテーマがB'zでは
台なしになってしまう。
私は挿入歌として使われていた
「海行かば」が荘厳でエンディングには
ピッタリだと思うのだが。
よりによってB'zは勘弁して
ほしかったかな。




2007.05.13(Sun)
一昨日のNHKで面白い番組を観た。
関西ローカルで19時30分から放送された
関西特集だ。
内容は同和行政。
同特法が失効したのが2002年。
同和対策事業特別処置法。
国が旧被差別部落、同和地区に
対して施してきた数々の施策の
根拠となる法律である。
しかしそれは運動団体の分裂や
一部の運動員による物取り競争化を産み
いわゆる「エセ同和」を産み、
ある種の無法状態をもたらす温床ともなった。


ここ2、3年メディアが同和問題を
取り上げる機会が増えた。
昨年の飛鳥会事件、奈良市長期病欠職員厚遇問題、
京都市環境局員覚せい剤事件などである。
これまでなら取り上げたとしても
事件の概要だけで、個々の事案の
背後にある運動団体の組織問題まで
踏み込んだ報道をしなかった。
それがはっきり変わった。
新聞、書籍、テレビで堂々と扱える
余地がかなり広くなった。
もはやタブー視される存在ではなくなった。
私はそれ自体が同和問題を巡っての
大きな前進であると思う。
「同和は怖い」という我々の多くが
実体験としてではなくてイメージでしか
持っていなかった感想が果たして
正しいのか間違っているのか
現代の旧同和地区の生活はどうなのかなど
知って考える材料が増えたことは歓迎すべきだ。


ざっと概観だけを紹介する。
やはり「同和利権の真相」シリーズ(宝島社)の
ヒットは大きい。
これは過去の運動団体の取り組みや成り立ち、
エセ同和企業、行政側の対応などを
かなりネガティブに描いた内容に
なっている。
これも評価が難しいのである。
読み物としてはかなり面白い。
こんなことが日本で行われたのか、
また起こっているのかという
現在進行形の課題であることが
よくわかる。
知らない方に説明すると
運動団体というのは幾つかあって
元祖である水平社の流れをひく
部落解放同盟(解同)が最大の団体で
そこから幾多の枝分かれが起こり
共産系と自民系の団体が政治的対立から
枝分かれしていったのち現在に至る。
それ以外にも小規模団体が複数存在するのが
現状である。


この本はおもしろい。
ただし大きなバイアスがかかっている。
レポート毎に複数の筆者がいるのだが
メインの寺園敦史氏は共産党系の
赤旗京都版や京都民報の記者だった
過去があるのだ。
共産党系の運動団体は全国地域人権運動総連合
(全人連、以前の全解連)という団体で
部落解放同盟から枝別れした大手なのだ。
つまり真相シリーズは全人連のイデオロギーで
解同を攻撃したものに過ぎないと
いうのが解同の論理。
また事実誤解が甚だしく「同和は怖い」を
ますます増幅させるだけだとも。
寺園氏らはもちろん違うと反論。
解同系の出版社である解放出版社からは
「『同和利権の真相』の深層」を出版。
お互いに公開討論などを要求するが
噛み合わないまま平行線を辿ったのが
ここ数年の「真相」対「深層」の流れ。


長々と書いたけれどここでNHKの関西特集。
このスタジオのパネリストが「真相」の寺園氏と
「深層」の執筆者の一人であり自らも
旧同和地区出身である角岡伸彦氏。
角岡氏は運動団体には属していないそうだ。
つまり待ちにまった「真相」対「深層」が
なんとNHKのスタジオで行われることに
なったのである。
これはすご過ぎる。
真相シリーズ全4巻と深層を全て読んだ
私には鼻血ものの公開討論である。


やはり両氏は熱かった。
司会のアナウンサーが
「時間が限られておりますので・・・」と
何度も間に入るほど議論は盛り上がった。
どちらの論理に共感を覚えたかは
観た人によって違うと思う。
またこれを「解同」対「全人連、共産党」と
観るかどうかもそれぞれであろう


ただ私は政治対立の道具にしてしまっている
現状だけは賛成できない。
国のヘルプが終わればいよいよ
民間の運動団体の頑張り所である。
そこでいつまでもゆがみあっていることが
果たして旧地区の住民にとってプラスに
なることなのだろうか。
それこそ物取りに終わったり、暴力事件が
過去に何度も起こっていることや
行政暴力に似た事案が後を絶たないことなど
猛省してもらわねばならないことが沢山ある。
今回のNHKは現在も問題は残っていることを
世間に知らしめる効果は充分持ったと思う。
これからも追跡取材を希望したい。






国民投票法案
2007.05.12(Sat)
参院憲法調査特別委員会で国民投票法案が
可決された。
以前にも書いたけれど大切な手続法を
これまで作ってこなかったことは
過去現在の全ての戦後政治家の怠慢。
やっと本気で取り組んだ安部政権は
一応の評価ができる。


投票可能年齢が18歳以上になるので
民法や公選法も改正されることになる。
成人年齢が18歳に変わるのだ。
これは面白い。
選挙権も18歳から、
ひょっとしたら煙草や飲酒も18歳から。
かなり様々な変更が行われるだろう。


確かに18歳は大人扱いされる
年齢だろう。
働いている人はたくさんいるし、
学生でも高校を卒業していれば
大人扱いされて当然だ。


基本的な問題は民法の契約の問題だ。
20歳以下の未成年の契約行為には
保護者の同意が必要だ。
これが18歳となることでトラブルが
増えやしないかとの懸念がある。
あとは少年法の問題。
処罰可能年齢は14歳に引き下げられたけれど
厳罰化の世論とともにまた引き下げの
動きが出てくるかもしれない。


こうしてみてみると国民投票そのものより
関連して変更せざるをえない事項の多さに
キモがある気もする。
野党には理論なき情緒だけの反対でなく
与党が見逃しがちな点を上手く突いて
論戦を張ってもらいたい。
やっぱり与党だけが突っ走るのでは
面白くはないので。


2007.05.11(Fri)
レンタルで「出口のない海」を観た。
海軍の特攻魚雷である「回天」の
乗組員となった若者達の姿を描いた
作品である。
主演は市川海老蔵。


回天は遊就館や大和ミュージアムに
飾られているので都合3回は
展示を見たことになる。
印象は機体の長細さである。
私があの狭そうな中に入れられたら
息が詰まって逃げ出したくなって
しまうと思う。
そりゃ機動性と隠密性が一番だから
居住性があるわけはないけど。


私はこの時代の将来有望な学生の中に
志願兵となった者や特攻を志願した者が
いたことに同年代の男として興味がある。
もちろんお国のために、
家族のために、
愛する者のために。
理由は様々であろう。
そしてこの映画の若者達もおおむね
この範疇の中で悩み苦しみ散って
いくことになったのである。


個人的にはもっと深い部分というか
心の捩れや、もっと言えば戦時における
究極的な精神状況のようなギリギリの
局面での若者の奮闘や苦悩を見たいのだ。
そういう点でいくとこの映画は
ありきたり、無難、どこかで観たような
シーンの継ぎ接ぎと私には映った。
しかし私の同年代には戦争の知識も実感も
ないので人間魚雷という主題自体を
多くの人に知らしめるところとなったのは
良いことだろう。
計器類の操作や相次ぐ故障のシーンなどは
実際にこういうものだったのだろうと
妙にリアルだった。
あの戦争末期にはもはや乗り手も整備士にも
熟練の者がいない死に体の状況だったのだから。


それとこれはいいのか悪いのか
わからないのだけど、
市川海老蔵に貫禄がありすぎてw
あんな貫禄たっぷりの学生は今も昔も
いないだろ?なんてね。
やっぱり昔の戦争映画に出てくる兵隊は
いかにも芋臭いというかイガグリ君が
多いのだけれど、日本人の隊形そのものが
変わってきているのでこれは仕方ないかな。
もうすぐ「俺は君のためにこそ死ににいく」
公開になる。
できれば観に行って感想も書きたいと思う。


捨て子ポスト開始
2007.05.10(Thu)
今朝はどこのニュースでも
「赤ちゃんポスト本日正午から運用」と
嬉しそうにやっている。
情けない。
病院前からの生中継でレポーターは
嬉しそうに病院に入口が3つあることなどを
紹介しポストまでのルートを歩いて
みせたりしている。
あぁ情けない。


理事長が各局のインタビューに応える
様子が流れていたけれど、
言っちゃ悪いが頼りなさそうというか
弱々しい感じのじいさんだった。
あまり強い理念があるようには
感じられない。
しきりに相談をしにきて欲しいと
繰り返していた。
ならば匿名OKの相談所でも
作ればよい。
なぜ捨て子助長ポストを?


赤ちゃんを捨てるような保護者が
捨てる前に赤の他人の看護士に
相談するとは思えない。
そもそも相談をしたら捨てるに
捨てられなくなる。
だからバカ親は相談などしない。
その種の連中は自らの養育の義務から
早く解放されたいだけなのだ。
自分本位だから他人に愛情など
抱いていない。
本気で相談に乗りたいのなら
訪れた保護者を捕まえて
無理やりでも椅子に座らせて
相談に乗ってやればいい。
中途半端に犯罪を助長するような
制度は即刻中止すべきだ。
病院は善意の意味を履き違えている。



2007.05.10(Thu)
近頃流行のようにネカフェ難民、
マック難民が取り上げられている。
昨日たまたま見たお昼の番組では
アキバ難民とやらを紹介していた。
フィギュア店などが閉店後にゴミを
出すのを狙ってゴミ漁りをして
戦利品を買い取りショップに
もっていって収入を得る若者らしい。
多いときで数千円、取材のときは
400円くらいでしか買い取って
もらえなかった。


マスコミはすぐにスマートな言い換えをするが
あの連中は明らかに住所不定無職だ。
定住地がない、日雇いの仕事や
ゴミ漁りで凌ぐ。
収入があればネカフェやファストフード店で
夜露を凌ぐ。
いわゆるドヤ生活と変わらない。
それをネカフェ難民などと新しい
ライフスタイルが出現したごとくに
紹介しているのはどういうことだろうか。
20代の若者が住所不定で日雇いに
就かねばならない現実をどう考える
べきなのだろう。
マスコミはフリーターやニートなどという
造語を作ることには熱心だけど、
その背景にある社会構造の変化の分析や
真の解決への建設的な議論には
まるで無関心なようだ。


中流が消えて上流と下流に分かれたとも
言われるけれど、下流の落ち込み方に
歯止めがかからないのが問題だ。
20代早々にホームレスになる若者が
続々出てくるような時代を誰も予想は
していなかったろう。
住所不定ではアルバイトすら就くのは
難しいだろう。
彼らの多くにもきっと両親や親戚は
いるのだろうけど帰るに帰られない
それぞれの事情もあるのだろう。
報道を見ると23区内の歓楽街にある
ネカフェに寝泊りしている若者が多い
ようなので、都会に雇用はあるようで
一度ドロップアウトした人間には
厳しいということだろう。
夢を見て都会へ出てみたものの・・って
ところだろうか。


若者は夢を見れなくなった。
地方には若者が就く仕事はなくなった。
都会へ出ても少しのカギのかけ間違いがあると
最低限の衣食住すら確保できなくなった。
なんとも厳しい世の中だ。
結局は新卒で就職をしない者は
全て敗者ということだろうか。
私の経験から言っても突き詰めると
それ以外のルートはないのでは
ないかと感じる。


ネカフェ難民のような若者は
必ずしも物価の高い都会に
住む必要はないと思う。
分相応という素敵な言葉が
あるけれど、親が生きている
限りは親のスネをかじってでも
地元で身の丈に合った暮らしを
すればいいのではないだろうか。
誰も頼る人がいなかったり
いよいよ生活が営めなくなれば
自治体の福祉に何らかのヘルプの
サインを送るべきだ。
自治体が直接何かを施してくれる
ことはないだろう。
しかし自治体にとっても若者の
雇用問題は近々逼迫の課題であり
中年ホームレスは悪し様に扱っても
若者にはまだまだ優しい面は残って
いると思う。
NPOに相談にいくだけでもいい。
自転車操業の暮らしの中で難しい
ことはたくさんあると思うけれど
自分で現状を打破したいと思えば
自分で動くしかない。
周りが助けてくれるほど日本は
優しい国でなくなったことは確かだろう。


もう一つ最近の雇用を巡る動きで
気になること。
非正規から正規雇用へという動きがある。
世間的には非正規の数は減ったと
言われているけれど、それは派遣の
数が増えただけではないのだろうか。
肝心なのは間接雇用を直接雇用に
変えていくことではないか。
派遣や請負で中間搾取の憂き目に
あうのではなくて最悪でも
アルバイトとして直接雇用して
もらえること。


派遣だって同じ職場に1年以上勤続すれば
派遣先企業が雇用することになって
いるけれど守られていない。
そこで弱い立場に置かれたまま
様々な労働トラブルにも泣き寝入りを
したままでいるよりは少しでも
権利が強くなるように直接雇用される
方向に動くべきだ。
派遣や請負は専門的分野のスペシャリストに
限定すべきだったのだ。
これは90年代以降の政府与党の失策としか
言いようがない。
これからは派遣NO!請負NO!である。




2007.05.08(Tue)
第3回 呉と大久野島の巻(後編)


2007年4月6日(金)


JR呉    6:51
  ↓      ↓49.8km(820円)  
  ↓(呉線) ↓
  忠海   8:06


呉駅前のスーパー温泉大和温泉物語
レストルームで起床でございます。
ノドが痛い?
今日の目的地は大久野島という無人島です。
大久野島?
聞いたことがない人がほとんどでしょう。
広島県竹原市忠海町大久野島。
無人島なので番地はないのでしょうね。


まぁ簡単に言うと戦前この島で
日本軍は毒ガスを製造していました。
正式には「東京第二陸軍造兵廠忠海製造所」
元々は有人島であった大久野島に
昭和4年設置され、戦後米軍によって破壊され
施設や毒ガスは徹底廃棄されました。
防毒マスクや手袋など完全防護のスタイルでも
ガスにやられて皮膚炎や呼吸器疾患になる人が
相次ぎました。
また戦中は日本地図から大久野島は消され
戦後もしばらくは消されたままだったそうです。
化学戦の実態は未だに完全に明るみになった
わけではありませんが、日本軍の毒ガス製造の
事実は昭和59年まで全く国民の知るところでは
ありませんでした。
現在では休暇村がありテニスやキャンプなどの
レジャーや釣りを楽しめる保養地となったので
あります。


どうでしょうかこの歴史は。
私も日本が化学戦を行ったことは以前から
知っていましたが、まさかその兵器の
製造現場の残骸が残っている無人島が
あるなんて知りませんでした。
無人島とは定住人口がいないということで
休暇村のスタッフの方はいますけどね。
ちょっとした昭和史ブームですが
大久野島が紹介されている書籍はあまり
ないと思います。
戦争遺跡として価値は高いと思われるので
見学したいと思ったわけです。


呉線で呉から忠海まで75分ほど。
車窓の瀬戸内海の風景はなかなか素晴らしいです。
忠海駅から忠海港までは徒歩7分。
無人駅です。
港までは小さな看板が一つでているくらいで
ちょっと人影もなく寂しい感じです。
切符売り場で片道210円の券を購入。
島へは休暇村客船または大三島フェリー
利用します。
自動車も積めるのですが、大久野島は
全島自動車走行禁止なので着いたら
駐車場に止めることになります。
現在は忠海発が一日16便。
大久野島発が15便と意外と船の
本数は多いです。
私は行きは大三島フェリー、
帰りは休暇村客船でした。
片道で12分。
大三島フェリーは大久野島に着いた後は
すぐ南にある大三島盛港(愛媛県今治市)へ行きます。
大三島はしまなみ海道ですね。
ちなみに三原からも大久野島へ行けて
山陽商船の高速船が一日4便で
片道25分だそうです。
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8:30発の便に乗船。
島へ着くと休暇村の送迎バスが待っていました。
別に休暇村に用事はないのですが乗ってみました。
5分ほど走って休暇村に到着。
休暇村のロビーには意外と宿泊者が
たくさんいました。
観光地としては知られるようになって
きているのでしょうか。
まず島に着いて印象的なのは
野ウサギがめちゃくちゃ多いです。
人慣れしてます。
これがめちゃかわいい!!
これも悲しい歴史ですが、
ウサギは臭気の確認用に飼われたもので
その生き残りの子孫達なわけです。
学校で飼ってるような白くて赤お目目の
ウサギとは種類が違ってもうちょっと
大型でたくましいウサギさんです。
休暇村でエサも売ってました。
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さて島内一周ハイキングは2時間ほどで
回れるでしょうか。
スポットとしては神社、貯蔵庫跡、
中部砲台跡、発電所跡、南部砲台跡などが
残っています。
これが非常にリアルです。
ちょっと恐ろしい気分にもなります。
基本的に立ち入り禁止柵があるので
それ以上は危険なので立ち入らない方が
よいでしょう。
途中でレンタサイクルの老夫婦と一度
すれ違った他は誰とも会いませんでした。
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毒ガス資料館に入ってみました。
こういう形で残していこうという取り組みは
とても大切だと思いました。
展示の量はさほどでもありませんが、
防護服の展示なんて生々しい限りです。
映像コーナーでは島の歴史や
世界の化学兵器がもたらした恐怖、
関係者のインタビューなどの
映像が見れますので勉強になります。
中国には不発弾が大量に残っているのに
日本政府は調査に本腰を入れていないとの
ことで何とかならないものかと素直に
感じました。
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こういう戦争遺跡が船で12分の距離に
あることは貴重です。
変な観光地化はせずに自然を残したまま
ひっそりとした保養地として活用して
もらいたいものです。
海は沖縄かよってくらいに真っ青の
透き通った海で素敵ですよ。
前日の大和ミュージアムのように
ある意味では至れり尽くせりの
資料館も楽しいは楽しいのですが、
実地で自分の足で歩いてわかることも
あるなと感じました。
なんというか非常に重たいものを
心に打ち込まれた気がします。
これまでもたくさんの史跡や名所を
巡ってはきたのですが、他とは
違った経験になりました。
地図から消された島。
教科書には載らない島。
日本国民のほとんどが今でも
知らないという暗黒の歴史。
後世に伝えなければならない
歴史です。
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大久野島から平和と環境を考える会
毒ガス島歴史研究所
竹原市


帰りのキップは休暇村か桟橋横の
待合所で買います。
ちなみに島内にトイレは各所にあって
身障者用トイレも数箇所見かけました。
12:50分発の休暇村客船に乗船。


JR忠海     13:24
  ↓         ↓17.2km(320円) 
  ↓(呉線)    ↓
  三原     13:46


昼食を取っていなかったので三原で
途中下車。
知らなかったのですが三原は新幹線が
止まる駅なのですね。
期待して降りたのですが、あまり
何もありませんでした。
駅の南東徒歩5分くらいのジャスコで
ラーメンを食べて帰路につきました。


JR三原      14:30
  ↓         ↓89.9km
  ↓(山陽本線)  ↓
  岡山      16:02
  ↓        16:15 
  ↓         ↓67.9km
  相生      17:20
  ↓        17:21
  ↓         ↓100.9km
  大阪      18:37   普通料金:4320円


2日間の鉄道移動距離:689.8km
     普通料金:11240円


とにかく戦争に学んだ2日間でした。
片道6時間は疲れますがそれ以上に
実りの多い旅になりました。
てつのくじら館の開館日に行けたし、
話題の大和ミュージアムに行けたし、
大久野島なんて周りで誰も行った人は
いないと思うのでレアですし。
特に大久野島は大お勧めです。
決して楽しい観光地ではありませんが
一度行ってみるべきです。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。



2007.05.07(Mon)
第3回 呉と大久野島の巻(前編)


2007年4月5日(木)往路
JR大阪  5:59
 ↓(山陽本線)↓
 ↓      ↓87.9km
 姫路   7:29
 ↓     7:33
 ↓      ↓88.6km
 岡山   8:57
 ↓     9:11
 ↓      ↓161.3km
 広島   11:56
 ↓(呉線)11:58
 ↓      ↓26.4km
 呉     12:33


乗車時間:約6時間30分
鉄道距離:364.2km
普通料金:5780円


2007年春の18きっぷは一日あたり1600円の
有り得ない出血大サービス。
そこで広島へ行ってみようとなりました。
小学校の修学旅行で平和記念公園には行ったのですが
何分よく覚えていないので改めて行ってみようと。
そんな調子で広島のガイド本を立ち読みしていると
呉には昨今話題の大和ミュージアムがあるではありませんか。
これは広島市内の散策より面白そうだってことで
呉に行くことにしました。


やっぱり鈍行で6時間30分はくたびれました。
地図で見れば岡山と広島は隣同士だから
そんなに遠くはないだろうと高をくくっておった
わけですがとんでもない。
時期的に桜が満開だったので車窓の風景は
なかなか楽しめましたが。
呉線には三原から乗り換えれば良いのだけど
ダイヤを調べると早く呉に着くには
広島に出た方が良いようなので広島経由で。


さて正午過ぎにJR呉駅に到着。
まずは駅構内1Fの立ち食いそば屋で腹ごしらえ。
キムチそばなる有りそうで無さそうなネーミングの
そばを食す。
そばに白菜キムチが2枚浮いているだけでしたが。
呉駅から徒歩5分圏に てつのくじら館
大和ミュージアムボートピア呉
くれ観光情報プラザ海自呉教育隊
商業施設はそごう呉店レクレ
ゆめタウン呉などが集まっています。


まずはてつのくじら館へ。
丁度この日がオープン日。
呉駅周辺には親切な案内看板がたくさん
出ているので道に迷うことはないはず。
駅前のショッピングモールの中を抜けて
大和ミュージアム方面までは屋根付き専用通路が
あるので雨の日でも楽々行けます。
入館無料ですが入館には整理券が必要という
ことだったのでひょっとしたら昼から行っても
無理かなーと思って行ったのですが、
整理券は形式的なもので待ち時間もなく
すんなり入館できました。
RIMG0002.jpg


このてつのくじら館は海上自衛隊の広報施設と
言えばよいのでしょうか。
海上自衛隊の歴史や掃海に出ている潜水艦の
模型や海上生活のあれこれが
わかりやすく展示されています。
そして呉の新名所となっているのが
建物正面に展示されている退役潜水艦「あきしお」
2004年3月まで現役で活躍した潜水艦が
陸揚げされて展示されています。
とりあえずデカイ!!
そしてなんとてつのくじら館では「あきしお」の
中に入ることができます。
本物の潜水艦の中を見学できるなんてそうそう
ありませんよね。
見学して思ったのは内部は意外と狭くて
大男が集団生活をするのはなかなか大変では
ないだろうかというのと
計器類のスイッチとかの数がすごくて
これを覚えるのは大変だなーという
こちらも素人丸出しの感想ですが。
いわゆるミリタリーマニアの方などは
興奮することうけあいの資料館です。
もちろん家族で行っても充分楽しめますよ。
館内は海自OBのじいちゃん達が親切に
ガイドをしてくれているので事前知識なしで
余裕で楽しめます。
RIMG0011.jpg

   
次に道路一本はさんで向かいの大和ミュージアムへ。
2005年4月にオープンして以来
歴史資料館としては異例とも言える
大成功を収めた話題のスポットです。
何がウケているのかを館内を回りながら
考えたのですが、視覚的に訴えかけてくる
展示手法がわかりやすいのだと思います。
私も日本史が好きといいながら大和に関する
詳しい経緯など知らなかったのですが
非常に勉強になりました。
まずは入館して直ぐ戦艦大和の10分の1模型が
お出迎えです。
ここでみなさんパチパチ写真撮ってます。
中の展示で大和がいかに当時の最新技術の
精を集めた戦艦だったかを学習できるので
帰り際にもう一度ゆっくり模型を見てみると
理解が深まっていいかと思います。
また人間魚雷「回天」やゼロ戦の展示が
あるので生々しい戦争の一面も知ることが
できます。
RIMG0015.jpg


ボランティアガイドの方の無料案内ツアーに
まざって聞いていました。
要点を押さえたガイドでためになります。
特に乗組員の人間模様や遺書にまつわる
話に胸を打たれました。
全体に感じたのは日本史に対して
興味がない人でも理解が進んで
楽しめる工夫がされているということです。
少なくとも特定のイデオロギーに
支配されたような資料館ではないので
客観的に太平洋戦争という悲惨な時代を
一艇の戦艦の短い歴史から切り取って
みせるという試みは成功したと言えるでしょう。
日本人なら一度は行ってごらんって感じです。


続いて東の方角へ。
海上自衛隊呉教育隊(旧呉海兵団)を横目に見ながら
呉市入船山記念館に到着です。
呉駅からは徒歩13分。
入船山は旧海軍の敷地だった所を戦後公園に
した市民の憩いの場です。
その中に記念館と美術館があります。
あいにく美術館は休館日でした。
大和ミュージアムの半券を持っていれば
入館料金が割引になるのでなくさずに。
記念館の中で注目すべきは旧呉鎮守府指令長官官舎です。
鎮守府とは旧海軍の地方機関で
呉、横須賀、舞鶴、佐世保にありました。
つまりこの呉の長官官舎で執務をした人と
いうのは海軍の超大物ばかり。
大将、中将クラスです。
歴代の長官の名前の一覧がずらりと
ありましたがそれはそれはすごい名前ばかり。
横にいたカップルは
女「知ってる人いないねー」
男「そうだねー」なんて言ってましたが。
また旧東郷邸が休憩所として使用されています。
もちろん移築されたものですがなんとも優雅な気分。
東郷平八郎が呉に訪れた際の宿舎だそうです。
写真は長官官舎です。
RIMG0019.jpg


さてさて時間は17時。
入船山記念館から南へ徒歩15分ほど。
途中海上自衛隊呉地方統監部(旧呉鎮守府)の
素晴らしいレンガ造りを横目に見ながら
テクテク歩きます。
歴史の見える丘というスポットに到着です。
呉は現在でも日立造船や石川島播磨重工業など
重工業が主要産業です。
この丘はその工場群(旧呉海軍工廠群)が
一望できるビュースポットです。
なかなかダイナミックな風景です。
呉の町が海とともに歩んできたことを
改めて再認識できます。


時間はそろそろ18時。
まだまだ明るいのですが私は歩き疲れてクタクタ。
夕食は市役所前にある蔵本屋台通り
行ってみることに。
ここは市が全面的にバックアップして
上下水道が整った屋台という珍しいものです。
呉駅から蔵本通りを北へ15分ほど。
通常は10数店舗出ているそうなのですが
さすがに時間が早いのか3店舗ほどしか
開店してませんでした。
イタリアンとか変わり種屋台も出るそうです。
いまいち食べたいお店が出ていなかったので
早くも今夜の宿へ移動。


宿と行ってもスーパー温泉です。
駅前のレクレというショッピングモールの
5・6Fにある大和温泉物語
温泉まで大和ですな。
ここは10時間まで入浴料、館内着・タオルなど
レンタル一式込みで1600円で滞在できます。
10時間以降は60分ごとに200円の追加料金です。
ヘタなマンガ喫茶やネットカフェと比べても
コストパフォーマンスは良いですよね。
風呂に入って疲れを癒してお食事処で
カラアゲライスとビール。
ビールうめぇぇぇ


この施設最大の利点はレストルームです。
全てのイスがリクライニングできて液晶テレビ付き。
余裕で寝れます。
中は100席くらいでしょうか。
その中で30席ほどがフルリクライニングで
隣とのパーテーションが完璧なタイプです。
こちらは22時頃にはかなり埋まっていました。
残りはリクライニングが緩くてパーテーションが
低いタイプです。
さすがにこちらは満席になることはありませんでした。
レストルームはかなり乾燥しているので
飲料とノドの弱い方はマスクがあった方が
いいかもしれません。
私はかなりやられました。
館内ではICキーでロッカーを開けたり
食事の清算をしたりしますので
間違ってICキーをロッカーに閉じ込めたら
係の人を呼ばないといけないはめになるので
ご注意あれ。
自販機もキーで買えますがアルコールの自販機のみ
現金なので財布など貴重品は必ず携帯しましょう。
退店時に食事や自販機代、マッサージ代など追加料金を
払うシステムです。
遊びすぎなければ1600円で温泉に入れて
寝られるなんてビジホや漫喫に泊まるのが
バカバカしくなってしまいますね。
私は寝転がりながらビールを飲み倒したので
追加料金が少々必要でしたが。
ちなみに1600円のゆったりコースの
館内着がないとレストルームの出入りは
できないルールなので入浴のみのコースの方が
私服でレストルームには入れないのでご注意下さい。
館内は非常に綺麗でスーパー温泉もここまで
進化したかーと感心しました。
宿泊施設ではありませんがそうくくっても
問題はないです。
初日の夜はビール漬けになって
私がこれまでの人生で聞いた最大音量の
イビキをこくおっさんに悩まされながれ
暮れていったのでした。
写真はレストルーム(公式サイトより)
photo_area301.jpg


呉観光協会
くれナビ


主要な観光スポットは駅から徒歩5分圏内。
人気の屋台までも20分以内というコンパクトな
町並みに歴史と文化が色濃く残った町並みです。
今回訪れることができなかった海上保安資料館
海猿のロケ地となった両城の200階段や
音戸の瀬戸などまだまだ見所はたくさんあります。
市バスと探訪ループバス「くれたん」も
ありますので徒歩に自信がない方も大丈夫です。
大和と屋台で全国から集客を集めることに成功し
中国地方屈指の観光地と化しつつある
呉市にはとても活気がありました。
重厚長大型産業から観光産業へ見事に
シフトチェンジをしたモデルケースとも
言えるでしょうね。
おっさん一人で潜水艦を研究するもよし、
お子さん連れで戦争に学ぶもよし、
カップルで屋台に舌鼓を打つもよし、
あらゆる年代に受け入れられる町です。


本稿記載の鉄道料金、リンクその他データ等はH19.5時点のものです。
また最短ルートの旅程ではございません。
参考にされる方は最新情報をよくご確認いただきますようお願いいたします。



2007.05.05(Sat)
金曜日の夜から雨だという予報だったのに
土曜の夜になれど降りません。
天気予報はウソつきさんだ。


さて昨日はNEWS23のことを
書いたけど、やっぱり2ちゃんねらーの
仕事は早かった。
護憲特集に登場した京都大学の女性は
中核派系統の左翼団体の運動員らしい。
2ちゃんねらーのTBSに対する
懐疑心はかなりのものなので
格好のネタが発掘されたわけ。
しかし中核派とは。
生きた化石じゃないか。


そんなところに現役の大学生が
惹かれていくのが理解できない。
日教組に育てられたからといって
そんな突き抜けた世界まで行って
しまうのだろうか。
京都大学に入るくらいの優等生だから
大人の言うことに疑問を持たずに
何でも受け入れてきたのかな。
ああいうのが辻元清美みたいなのに
スカウトされて変な政党に入れ込んで
いくことになるのだろう。
こんなプロ市民どころか本格的な
活動家を一般の大学生代表のような
ツラをさせて出演させるTBSの
感覚はどうなっているのだろうか。


中核派ならもはや護憲じゃないよね。
無政府主義なのだろう。
政府の力を弱めるために憲法や
教育基本法のような国の根幹を成す
改正にはとりあえず反対ってわけだ。
なんとも恐ろしや。
でも2ちゃんねらーの力も恐ろしや?


昨夜のニュース23
2007.05.04(Fri)
昨夜のニュース23の憲法特集は
いつになくえげつない内容でしたな。
憲法特集じゃなくて完全に護憲特集。
護憲に向けて活動している人達や
パネリストは出しても改憲派の声は
1ミリたりとも流さない。
護憲=善、改憲=悪っていう単純な
二項対立に内容を仕立て上げていた。
改憲じゃなくて改悪なんて平気で
レッテル張るんだもんな?筑紫のじいさんは。


まず筑紫さんに対して思うことは
何も毎晩デイリーニュースを伝える
役目に拘る必要はないのじゃないかってこと。
ニュース23に筑紫色が濃すぎて
かなり世論からずれた内容が
近年増えているように感じる。
TBS自体が不祥事(犯罪)を起こし
まくっているなかで企業イメージを
刷新するためにも筑紫を降板させて
中立報道に努める姿勢を打ち出すべきだ。


筑紫には環境問題や沖縄基地問題、
平和に関する取り組みといった
好みの分野がはっきりしている。
別にそれを無理やり毎晩のニュースに
押し込む必要などなくて例えば
半年や1年に1回くらいの頻度で
徹底的な取材を重ねた良質な
ドキュメンタリーを放送するなど
筑紫の経験と人脈を活かせばもっと
活躍のできる場があると思う。
あの聞き取りづらいボソボソ声で
毎晩ニュースを伝える仕事は
ベストどころかベターな仕事ですらない。
ただドキュメンタリーは数字が
取れないというし、著述業にしても
なかなか筑紫の思想方向が売れないという
現実はあると思う。
でももうニュース23で生き恥を晒す
くらいならじっくり腰を据えて大作に
取り組んだ方がいいと思うのだけれど。


昨日の内容の中で気になったのが
京都の女子大学生。
彼女は国会を取り巻く抗議活動にも
参加してマイクを握って涙ながらに
訴えたという筋金入りの護憲論者だ。
涙の理由は国民の声が国会議員に
届かないというどうしようもない
現実が悲しかったとのこと。


それってただダダこねてるだけじゃないか。
日本は間接民主主義。
我々の投票で選んだ代表が国会で
決めることは私達の大部分の意思と
イコールなわけ。
代議士制度が不満ならそれを訴えればいいけど
現行の政治制度の元で正規の手続きに
則って進められる議事に対して
文句があるなら次の選挙で自分の
思いを託せる候補者に投票すればよい。
政治は数の論理だから自分の考え方が
必ずしも政治の世界でマジョリティとは
限らない。
間接民主を否定するような根本的な話と
議事が個人の思想信条に合う合わないの話を
ごちゃ混ぜにしないでいただきたい。


思うのだけど今の大学生世代で
あれだけガチガチの左翼がいるなんて
私の感覚では信じられない。
彼女はよほど日教組の強い地域で
育ったのだろうか。
もし育ちも京都だったら仕方ないけど。
ああいう人達に聞きたいのは
もし日本が他国から侵略を受けたら
どうするつもりなのだろうかということ。
無抵抗で白旗をあげるつもりなのかな。
マジで意味がわからない。
9条を改正したら戦争国家になるというけど
自衛の手段すら放棄した国の方が
よっぽど危険な国ではないのか。
何も自衛軍をもって他国に侵略しようって
話ではないだろう。
せめて自分の国は自分達で守れる
国にしましょうという究めて健康的な
方向性なのだ。
9条改悪=戦争=侵略みたいな
口先で平和平和と唱えれば平和が
やって来ると本気で9条を宗教のごとく
崇めている連中のほうがよっぽど
世相が見えていないし不健康だ。


国民投票法案にしたってそうだ。
憲法に明記された改憲のための
道しるべを具体化した形で示して
こなかったのは戦後の全ての政治家の
怠慢だ。
それを言うに事欠いて未だに
国民投票法案の制定そのものに
難癖つけて反対する政治家がいる。
どこまで仕事を先延ばしすれば
気が済むのだろうか。
最低投票率の議論もあるけれど
やはり選挙に行かない人間は
棄権とみなすべきで
「私は憲法が改正されてもされなくても
一切文句は言いません」という
意思表示とみなすべきで、
そんな決まりはいらない。
政治家の仕事は少しでも投票率を
上げるために努力することであって
その失策の担保に最低投票率を
決めて護憲の襷にしようなどは
許されるわけがない。
さてこれから憲法論議はどうなるでしょかね。
国民を巻き込んで面白い展開になってほしい。



2007.05.03(Thu)
今日5月3日は朝日新聞阪神支局の
銃撃事件から20年。
このGWの間は阪神支局の3階で
特別展示が行われていたので
是非とも行きたかったのだが
ここ数日風邪気味で調子悪くて
行けなかった。
予約をすれば見学させてもらえる
そうなのでいづれは行ってみたい。


それにしても堂々と乗り込んで
記者を射殺するという大胆な
犯行なのに犯人が未だに捕まらないのが
不思議でならない。
日本の警察の力はその程度なのか。
なんとも不思議な事件だ。
鈴木邦男は犯人と名乗る人物と後に
接触したことがあると明らかにしている。
警察にだってやってやれないことは
ないはず。


よりによって朝日新聞というのが
何ともきな臭いではないか。
やはり敵が多いのだろうか。
言論テロ許すまじの論調はわかるのだが
朝日が普段の穿った論調でどれだけの
敵を増やしているのかということも
少しは自省してもらいたいものだ。
トラブルの種を自分達が蒔いている
可能性だって否定できない。
売国奴同然のチョーニチ新聞の
目を早く覚ましてもらいたい。


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