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2007.08.03(Fri)
フルキャストが1ヶ月の業務停止だとさ。
ざまーみやがれ。
グッドウィルのデータ装備費の返還も始まるし
明らかに派遣・請負業界の旗色が悪くなっている。
もうこの5年ほどで死ぬほど稼いだだろうから
そろそろ罰が当たってもいいじゃないか。
きっと港湾や建築業への派遣なんてどこの会社でも
やってるのじゃないの。
フルキャストは大手の警備会社を以前買収したのに
まだ警備業への違法派遣もやってたのね。
きっとこれは氷山の一角だ。
業界全体で違法な事案はまだまだ出てくるぞ。
楽しいねー。
弱い者イジメが大好きな銭ゲバ共には天誅を。

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2007.05.10(Thu)
近頃流行のようにネカフェ難民、
マック難民が取り上げられている。
昨日たまたま見たお昼の番組では
アキバ難民とやらを紹介していた。
フィギュア店などが閉店後にゴミを
出すのを狙ってゴミ漁りをして
戦利品を買い取りショップに
もっていって収入を得る若者らしい。
多いときで数千円、取材のときは
400円くらいでしか買い取って
もらえなかった。


マスコミはすぐにスマートな言い換えをするが
あの連中は明らかに住所不定無職だ。
定住地がない、日雇いの仕事や
ゴミ漁りで凌ぐ。
収入があればネカフェやファストフード店で
夜露を凌ぐ。
いわゆるドヤ生活と変わらない。
それをネカフェ難民などと新しい
ライフスタイルが出現したごとくに
紹介しているのはどういうことだろうか。
20代の若者が住所不定で日雇いに
就かねばならない現実をどう考える
べきなのだろう。
マスコミはフリーターやニートなどという
造語を作ることには熱心だけど、
その背景にある社会構造の変化の分析や
真の解決への建設的な議論には
まるで無関心なようだ。


中流が消えて上流と下流に分かれたとも
言われるけれど、下流の落ち込み方に
歯止めがかからないのが問題だ。
20代早々にホームレスになる若者が
続々出てくるような時代を誰も予想は
していなかったろう。
住所不定ではアルバイトすら就くのは
難しいだろう。
彼らの多くにもきっと両親や親戚は
いるのだろうけど帰るに帰られない
それぞれの事情もあるのだろう。
報道を見ると23区内の歓楽街にある
ネカフェに寝泊りしている若者が多い
ようなので、都会に雇用はあるようで
一度ドロップアウトした人間には
厳しいということだろう。
夢を見て都会へ出てみたものの・・って
ところだろうか。


若者は夢を見れなくなった。
地方には若者が就く仕事はなくなった。
都会へ出ても少しのカギのかけ間違いがあると
最低限の衣食住すら確保できなくなった。
なんとも厳しい世の中だ。
結局は新卒で就職をしない者は
全て敗者ということだろうか。
私の経験から言っても突き詰めると
それ以外のルートはないのでは
ないかと感じる。


ネカフェ難民のような若者は
必ずしも物価の高い都会に
住む必要はないと思う。
分相応という素敵な言葉が
あるけれど、親が生きている
限りは親のスネをかじってでも
地元で身の丈に合った暮らしを
すればいいのではないだろうか。
誰も頼る人がいなかったり
いよいよ生活が営めなくなれば
自治体の福祉に何らかのヘルプの
サインを送るべきだ。
自治体が直接何かを施してくれる
ことはないだろう。
しかし自治体にとっても若者の
雇用問題は近々逼迫の課題であり
中年ホームレスは悪し様に扱っても
若者にはまだまだ優しい面は残って
いると思う。
NPOに相談にいくだけでもいい。
自転車操業の暮らしの中で難しい
ことはたくさんあると思うけれど
自分で現状を打破したいと思えば
自分で動くしかない。
周りが助けてくれるほど日本は
優しい国でなくなったことは確かだろう。


もう一つ最近の雇用を巡る動きで
気になること。
非正規から正規雇用へという動きがある。
世間的には非正規の数は減ったと
言われているけれど、それは派遣の
数が増えただけではないのだろうか。
肝心なのは間接雇用を直接雇用に
変えていくことではないか。
派遣や請負で中間搾取の憂き目に
あうのではなくて最悪でも
アルバイトとして直接雇用して
もらえること。


派遣だって同じ職場に1年以上勤続すれば
派遣先企業が雇用することになって
いるけれど守られていない。
そこで弱い立場に置かれたまま
様々な労働トラブルにも泣き寝入りを
したままでいるよりは少しでも
権利が強くなるように直接雇用される
方向に動くべきだ。
派遣や請負は専門的分野のスペシャリストに
限定すべきだったのだ。
これは90年代以降の政府与党の失策としか
言いようがない。
これからは派遣NO!請負NO!である。




2007.01.11(Thu)
ホワイトカラーエグゼンプション(以下WE)の
労働時間規制対象外となる目安を年収900万円以上に
する厚生労働省方針が出た。
900万とはリアルな数字だ。
世間の一般サラリーマンでは間違い無く高給取りの
部類に入る層だろう。
しかし全く非現実的な金持ち層というわけでもない。
猫も歩けば・・・というほど世の中に沢山いるわけでは
ないけれど、大手企業の上層部にはゴロゴロいる所得層だ。


呆れてしまうのは経団連などの使用者側団体は
年収400万円以上をラインとすべきと主張していたことだ。
400万なんて平凡なサラリーマンならかなりの大多数が
含まれるラインではないだろうか。
それは避けられてよかったのだが。
だがWEは問題がありすぎるだろう。


まず労働時間制約の壁を取っ払ってより自由な勤務形態を
認めるためという大上段からの触れ込みは一見聞こえよい。
しかし現実の労働者の中に自分の時間を全て自分で
管理してフレキシブルな労働をできるなんて人が
どれだけいるのだろうか。
アポイントを取ってお客を訪問したり、
逆に訪問を受けたり、会議や打ち合わせが決まっていたりで
多くの労働者の勤務スケジュールは自分の意思ではなくて
上司やクライアントなど外的要因によって決められて
いるのではないだろうか。
今日は10時間働いたから明日は夕方から2時間だけ、
なんて羨ましい時間の使い方をできる労働者が日本の
サラリーマン社会にどれだけ存在するのか甚だ疑問だ。
従来通りの勤務パターンで残業という概念だけが
なくなって使用者はニンマリ、労働者は地獄を見るという
残念な絵しか思い浮かばないのだが。


思うにこういう制度を本気で進めようという連中は
サラリーマンを経験したことがないから労働者の
虐げられた実態を全く知らないのではないか。
未来を約束された2世3世の政治家や経営者には
想像が及ばない世界なのかもしれない。
きっとそういう人達にとってサラリーマン社会は
「あちら」の世界のことであって「こちら」とは
関係がないから、取り合えず法律でもって
縛りつけようという愚行を愚行とも思わないのだ。
どれだけ労働者が反対の声を張り上げても届かない。
「こちら」の住人は「あちら」の住人には何を
しても構わないと思い込んでいるのだから。


八代尚宏氏の思惑は
2006.12.19(Tue)
18日発売の週刊ポストを立ち読み。
そうだ、山本モナのグラビアだ。
噂の日本人離れしたダイナマイトボディはと・・・
なんだこりゃ?
なんとなくダサいぞ。
衣装が変なのかな。
それもあるけどモナさんのボディが
意外と大したことないというか、
正直シッポリこない。
なんだか寸胴体型というか
各パーツがデカイだけというか。
芸術性もセクシーさもなく
中途半端なグラビアでガッカリ。


先日のNHKワーキングプア?でも
解説に登場し経済成長優先を訴えた
経済財政諮問会議の八代尚宏氏。
今度は正社員の待遇を非正規の
水準に合わせるという認識を示した。
非正規の待遇を正社員に合わせるだけでなく
双方からすり寄せる必要性があるという
ことらしい。


このままで行けば日本の労働市場は
どうなるのだろうか。
正規、非正規の区別がなくなって
同一賃金・同一労働が実現するの
だろうか。
こんなことをしていてはますます
社会主義になってしまう。


痛みに耐えるのは重々わかったが
ホワイトカラー・エグゼンプションに
これまで実施されたら正社員って
何なの?って感じだ。
八代氏はまだまだ貧困層を
増やすおつもりらしい。
そして一部の勝ち組大企業の保護を
手厚く行いたいらしい。


本当に亡国の一歩手前だ。
自分達の都合とメンツだけが
通ればそれで良いのだろうか。
こういう国勢を占う会議の
人選はもっとバランス良く
してもらいたい。
経団連=経済成長=格差拡大=貧困層増加
単純だけどこれが現実じゃないか。
崩壊に向けて着々と歩みを進める
国民生活を見ずして何が労働ビッグバンだ。


2006.12.12(Tue)
昨日書いた日記が過去の日記の中で
最大のアクセス数になっとります。
ワーキングプアへの世間の関心は
高いっちゅうことでしょうか。
このブログの過去の傾向からは
ワーキングプア関連か亀田関連の
日記がアクセス数が増えるようだ。
というわけで今日もワーキングプアを。


朝日新聞社発行のオピニオン誌「論座」1月号が
ワーキングプア特集を組んでいる。
論座なんて死んでも読まないよ?って方も
なかなか読み応えがあるので興味があれば
ご覧ください。
私も朝日嫌いだけど読みましたからw


中でも印象に残ったのはNHK7月放送分の
分析記事で一口にワーキングプアと言っても
2種類ありそれを同列に扱うべきで無いという
指摘だ。
ケース1は手に職を持っていても仕立て屋の
主人のように産業そのものの衰退によって
廃業に追い込まれるケースや
低賃金でカツカツの生活を迫られる
有職者のケース。
ケース2は古雑誌を拾って暮らす30代男性のように
仕事そのものに就けないケース。


やはりこれを同じようには扱えないだろう。
一昨日放送分で言えば、
北海道の美術系専門学校進学を目指して
バイトをし家計を支える23歳女性と、
空き缶拾いで月に数万円の収入しかない
80代と70代の老夫婦。
より深刻なのはどちらだろうか。


ケース1であれば親戚縁者や知り合いからの
支えがあったり何らかの情報手段をもってして
行政や相談機関にアクセスができるかもしれない。
しかしケース2になると情報、金銭、住まいなど
何もなくなってしまいもはや何らの
支援が届かなくなる可能性がある。


この指摘はなるほどと思った。
これはまさに日本のセーフティネットの
脆弱性の露見ではないか。
ケース2の状態に置かれた境遇の人には
失礼な言い方になるが、そこまで転落して
しまうまでに国が何らかのヘルプを
すべきだったのではないだろうか。
国が作ったシステムから一歩だけ足を踏み外したり
周りより半歩遅れて歩き始めたばかりに
貧困に耐えざるを得なくなった人達。


内橋氏が指摘したように貧困者が
大多数を占める国になるとすれば
ケース1層が増えるばかりでなく
ケース1層からケース2層への
大量転落減少が起こるに違いない。
この国の限られたパイを1億2000万人が
分け合い、勝ち組が大量のパイを獲得し
ケース1層がそこからのおこぼれを頂戴し、
ケース2層はおこぼれにもありつけないという惨状。


空き缶拾いの80代男性も空き缶拾いの
ライバルが増えたと嘆いていたが
これからますますパイの奪い合いは
激化するに違いない。
そうすれば無茶をして体を壊すが
保険証がないので病院に行けない者、
空き缶の縄張り争いで死傷沙汰を起こす者、
それをビジネスチャンスありと見て
悪用しようとする高齢者ビジネス産業や
闇の連中も闊歩するだろう。


繰り返し言うが日本全体のパイは
有限なのだ。
それを増やすために経済成長一辺倒で
進もうとしたって限界なのだ。
いかにパイの最後の一欠片までを
国民に行き渡らすかが安倍政権の
仕事だと思う。
まだ今なら間に合う。


あとこれも言葉の言い換えだけど
ワーキングプアなんて横文字使う
必要が感じられない。
フリーター、ニートと同じで
薄ら寒くて恥ずかしい。
貧困者と言った方が現実の
ニュアンスが伝わると思う。




ワーキングプア?
2006.12.11(Mon)
昨夜のNHK「ワーキングプア?」を
ご覧になった方も多いはず。
今回も日本の現実をこれでもかと
見せつけられたようなヘビーな内容だった。
安倍総理とか国の偉いさん連中にも
見てもらいたい。


内容は主に3部構成で
働く女性、中国との価格競争、高齢者が
テーマだった。


まず女性の部で最も気になったのは
「自助努力」という言葉だ。
母子手当が再来年から減額される。
母子家庭で小学生男の子を2人育てている
お母さんは2つのバイトを掛け持ちして
何とか生計を立てている。
介護福祉士の資格を取るために
専門学校に通いたいが、時間もお金もない。
こんな境遇の女性に対して自助努力を
求める国の方針はいかがなものだろうか。
自助努力を促進する政策によって
仮に入学金の免除や奨学金が受けられたとしても
その間の生計はどうするのだ。
育ち盛りの子を抱える母親が
低自給の深夜勤務に就かなければならない現状を
見ても自助努力が足りないと、
国は見捨てるのだろうか。


地方の繊維町で服のプレスを請け負う工場は
収入が激減して廃業寸前だ。
妻は2つのバイトを掛け持ちしている。
長女は来春に大学入学を控えてる。
町には大量の中国人留学生が住んでいて
低賃金で縫製工場などに雇用されている。
そのしわ寄せは末端のプレス下請けに
回ってくる。
否が応にも収入が減る産業構造が地方では
出来上がっているのだ。
まず地方の製造業を中心に問題化している
廃業スパイラルだが、いずれ都市部での
他業種でも起こる時代がやって来るだろう。
一部の勝ち組だけが残り、零細は淘汰されていく
逆らいようの無い構造が日本を包んでいる。
こういう人達を見ても国は自助努力が足りないと
切り捨てるのだろうか。


80歳になっても空き缶を拾う生活を
続ける老夫婦。
無年金生活だから何らかの形で収入を
得なければならないのだ。
妻が老人ホームに入っているので公園の
清掃のバイトを続ける70代男性。
年金は月に6万だがそれはそのまま
老人ホームの代金に消える。
清掃のバイト代8万で家賃から全ての
生活費を工面しなければならないのだ。
いづれも仕事をできる体があって
食うや食わずの状況ではないので
生活保護は受けられないのだろう。
しかし福祉から見捨てられて自助努力を促すだけの
政策が現実に則しているとは思えない。


ざっとこんな内容。
いづれも見て思ったのは
「自助努力」って何だよ?ってことだ。
昨夜登場したワーキングプアに
努力をしていない人なんて誰一人いない。
子育て、看護、進学、かつて当たり前に
多くが享受していた生活を成り立たせるだけで
精一杯の人々だ。
切り詰めるところまで切り詰める生活を
強いられている人ばかり。


経済評論家の内橋克人氏は国民の大多数が
貧困者になる社会が果たして健全な
国と言えるのかと警笛を鳴らしていた。
この調子でワーキングプアが増えれば
気力すらも萎えてしまった貧困者だらけの
日本になってしまう危険性が充分にある。
安倍総理が本気で再チャレンジを旗印に
掲げるならせめて貧困者でもスタートラインに
立てる国を作らねばならないのではないか。


労働経済学の八代尚宏氏は経済成長が
全てを解決する策だと言わんばかりに
解説していたがそれは違うのではないか。
経済成長を支えるのは現場で低賃金で
働くワーキングプアや高齢者や女性なのだ。
経済成長とともに彼らの雇用が保障され
賃金が右肩上がりに上昇し新たな雇用を
生むというような経済市場が実現できれば
それに越したことはない。
労働者は活気に溢れ、更なる好循環を
生むであろう。
しかし今の日本の国状を見ているとそんな時代が
訪れる予兆すらない。
むしろ経済成長のために労働者は使い捨て
福祉はどんどん切り捨てられているではないか。
チャンスもなければ、失敗した人を支援する
セーフティネットだって機能していない。
その結果が昨夜の番組内容じゃないか。


かたや裏番組のFNS系「スタメン」では
「下流クン」なんて言って自ら非正規雇用に
就いた若者を擁護しているのか非難しているのか
よくわからない中途半端な内容を放送していた。
非正規の若者に早く正規の仕事に就きなさいと
説教するのは最早時代錯誤も甚だしい。
ならばどこに行けば既卒者を正規で快く
雇用してくれる会社があるわけですか?
どこだってフリーターなんか雇いたくないんだ。
下流クン達を奇異な物を見るかのように扱っていた
番組構成は日本社会の病理が全く見えていないように
感じた。


NHKの特集には色んな意味で考えさせられる。
おそらく再放送があることだろうから
見ていない方は是非ご覧になってくださいな。


ハロワはおかしい
2006.08.19(Sat)
asahi.comより
「東京都内の人材派遣業者や請負業者がハローワークに求人申し込みを行う
際、派遣先や発注元の企業を偽っていたケースが、今年3月以降分だけで
500件以上あったことがわかった。東京労働局は17日、派遣・請負業者に
対し、求人申し込みの際は派遣先や発注元との契約書を提示するよう求める
通知を出した。
求人段階で契約内容を把握することで、相次ぐ「偽装請負」を防ぐ効果も
期待できるとしている。 」


当たり前じゃないですか。
今までハローワークは実在する仕事かどうかも
確認せずに受け付けていたのですか。
驚きですな。


そもそもハローワークに派遣・請負の求人を
掲載している時点でおかしい。
そういう所に就職せずに正規雇用を目指すように
求職者に指導するのがあなた方の仕事でしょうが。
掲載するなら正規雇用ではなくてパート・アルバイトの
非正規雇用の分類で掲載してほしい。
ハロワで正規雇用を検索しても業種によっては
半分以上が派遣・請負なんてザラです。
あたしは関西の比較的都会に住んでいますが
過疎の地域などのハロワはもっと深刻なはず。


あとは正規なのに社会保険に加入していない会社。
なんで正社員になって自分で全額負担せねばならないのですか。
はなから会社は「お前達労働者には働くこと以外は
何も期待していないから黙って働くだけ働け」って
言われてるようなものですよ。
社会保険完備と残業代支払いは全事業所に義務づけるべきです。


こっちも会社に期待なんてしてませんけど、
最低限の保障も受けられないような会社の
面接に誰がいくものですか。
偽装派遣や孫請負会社の労災の認定誤魔化しなど
弱い立場の非正規に関するニュースがこのところ
増えてきたように思います。
マスコミもこれは売れるネタになると気付き始めたの
でしょうか。
まだまだ定職につけない若者?中年の実態に関して
充分なデータや論証もなく報道の加熱も起っていませんが
少しは弱い立場の人たちにもスポットライトを当ててほしいと
改めて思わせられるニュースでした。



2006.08.14(Mon)
またアホなニュースを発見です。
税理士、司法書士、社会保険労務士の3業種について
政府は労働者派遣を認めるという方針を決めたそうです。
この国はどうなってしまうのでしょうか。


こんなことをしてしまっては誰だって
料金の安い派遣の士業さんを使うに
決まっているじゃないですか。
せっかく難関試験を突破して晴れて仕事を
しようと思っても派遣労働者になってしまう
わけですよね。
士業は社会的地位も高いし、尊敬される職業なのに
派遣のような問題だらけの使い捨て階級として
扱ってよいのでしょうか。


こんなことを望んでいる人は誰でしょうか。
どうせ政府は民間ニーズの高まりなどと
いうのでしょうが企業経営者のニーズ以外は
ありえないでしょう。
せっかく試験をパスして登録しても仕事に
就けない人はいるでしょうが一時的な
就労にしかならない派遣ではせっかくの
資格も宝の持ち腐れで終わってしまう可能性が
高いです。


専門的な職業を除くといっていた政府方針は
どこへ行ってしまったのでしょうか。
既に医師、看護士の職業紹介は始まっています。
そのうち公認会計士や弁護士など士業の全てに
派遣の波がやってくるのではないでしょうか。


派遣が進出しすぎた結果、若年者の雇用状況を
著しく悪化せしめ正規雇用への道を閉ざして
いることは以前にも指摘しました。
士業まで派遣になってしまうと資格を
取るために勉強している若者の夢を奪って
しまうことにもなります。
専門分野ですら非正規が主流になってしまうような
社会は活力を失うに決まっています。


近頃の労働経済に関する政府の方針を見ていると
完全に政府が思考停止状態に陥っているのではと
疑いたくなります。
安倍さんのいう「再チャレンジ」とは
難関資格を取得しても非正規雇用で働かざるを得ない若者を
増やすことなのでしょうか?



松下までも
2006.08.02(Wed)
プール事故の件は施設管理会社が下請けに
業務を丸投げする再委託をしていて市側との
契約違反だという事実が明るみになりました。
まぁメンテナンス系や警備会社なんて
それぞれ下請けを持っていて孫請けがいて
こんなことは常態化しているのですから
普通といえば普通のことですが。
しかし高校生のバイトに大雑把なマニュアルに
基づいて口頭で指示を与えるだけでは
民間のノウハウも何もあったものではない。


松下電器産業の子会社「松下プラズマディスプレイ」が
派遣労働者を請負に意図的に変えて兵庫県の雇用補助制度を
受けて補助金を受けていたことがわかりました。
松宮健一氏の「フリーター漂流」でも労働者の実態が
描かれていたが日本の製造業の現場では
ごく僅かの正社員が外部の派遣・請負を指揮するという
事態が横行している。
偽装派遣ってやつですね。


松下では偽装派遣が行き過ぎた結果なのか
松下社員が資本関係のない請負会社に出向するという
一般常識では考えられない人事が行われているという
ことも明るみになった。
う?ん、どんな企業体質なのだろうか。


このような製造業への派遣請負パラダイスが
始まってから雇用情勢はおかしくなってきた。
以前までのような特殊な業務のみならず
ほぼ全ての業種・職種への派遣請負を
解禁してしまったことが若者の就職難を
助長している。
正社員に就けない若者の受け皿ではない。
正規雇用に就くチャンスを明らかに減らして
しまっている。
ここまで派遣請負が社会に進出して常態化したからには
また規制を敷き直すというのは難しいかもしれない。
しかしこのような日本を代表する大企業が
明らかな労働者搾取を行い極端な利益追求体質で
あるということがわかりやすい形で明るみに
なったのだから少しは派遣請負の長短所について
企業、政府は考えてみなければならないだろう。


おそらく他の製造業の大手も同じことを
しているに違いない。
どういうタイミングなのか朝日新聞がここ2日ほど
偽装派遣の悲惨な状況を伝える記事を掲載している。
タイミングが良すぎるが何かがあるのであろう。
おそらくマスコミによっては広告の関係上で
製造業を叩くことを良しとせず少量の
報道しかしないかもしれない。
普段は朝日新聞は好かないけれどここは
頑張っていただきたい。
世論に訴えていかなければこの搾取は止まらない。


働けど富めず
2006.07.30(Sun)
もう7月も終わりですね。
今月は面接も一度も行かなかったし
暑さに比例してやる気の出ない一ヶ月でござんした。
そういえば考古学者の網干義教さんがお亡くなりになられた。
高校生の頃から日本史好きだったあたしをさらに
著作を通じて深く面白い世界に引き込んでくださった方であった。
ご冥福をお祈りいたします。


さて少し話は古くなりますがNHKで先日放送された
「ワーキングプア」の評判が2ちゃんねるをはじめ
ネット上で踊っています。
多くは生々しい現実を見て自分も気をつけようと思ったという
前向きなものが多いようです。


少し前までは
フリーター=やる気のない、夢見がちな若者
パラサイトシングル=親の負担にしかならない若者
ニート=「働けない」心の病を抱えた若者
といったようなレッテルを貼られてきました。
しかし世間の景気回復とともに新卒市場の状況は
改善されていきました。
すると次は就職氷河期に新卒で就職できずに
やむなくフリーター、派遣、請負などになった
いわゆる「待ち組」の存在が浮かび上がってきました。
そして今回は働けども生活が良くならない
ワーキングプアにスポットライトが当たりました。
一種の流行のように新たなカテゴライズが生まれていきます。


今回の放送を見て個人的に思ったことがあります。
まずあのような姿にはなりたくないという
気持ちが少し芽生えたこと。
特に心に残ったのが40代でリストラされた
息子2人のためにガソスタバイトを3ヶ所掛け持ちする
50歳のお父さん。
うちの父は中小の会社でずっと勤めてきて
薄給ながらもなんとか家族が食いっぱくれることなく
過ごしてこれたので改めて感謝しなければならないなと。
全ての勤め人にとってリストラなんて明日はわが身だと思うので。


2つ目はここに取り上げた人達は決して特殊な
境遇に置かれた人々ではなくむしろ普通の人々だということ。
うちの母はゴミ箱から古雑誌を拾って生活していた
30代男性を見て驚いていたようです。
しかしあたしにとってはさほど驚くことではありません。
別に雑誌拾って生活している友人がいるわけでは
ありませんがこれも現在の日本社会の生き難さを
思うと30代でホームレスなんて不思議なことでも
なんでもなくそういう社会なのだから仕方ないでしょう。
敗者はとことん落ちていって再チャレンジできない社会なのだから。


総じて良くできたドキュメントだと思いました。
若年ホームレス、過疎農家、衰退産業の個人事業主、中年リストラ。
広く浅く日本社会の現状を切り取ってきたようで
面白かったです。
NHKはここ2年ほどでしょうか、頻繁に雇用問題を特集しています。
あたしが雇用問題に興味を持ったのはNHKで以前に放送された
「フリーター漂流」という派遣労働で工場を転々とする
若者の姿を紹介した番組がキッカケでした。
これからも雇用から見た日本社会の狂った一面を
紹介していってもらいたいです。


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